青月
青月
青月
青月
青月
青月
青月
俺には親がいなかった。
いや、いなかったと言うより、
捨てられたの方が正しい。
原因はこの瞳だった。
オッドアイの紋章の基準は、
虹の色の順番だった。
外側の赤から内側の紫に掛けて、
紋章の症状は重くなる。
紋章は左目の色で決まる。
右目は関係なかった。
''白''以外は。
白の瞳は透明に近い色だった。
白の瞳は紋章を悪化させると言われていた。
組み合わせによっては無意味だそう。
じゃあ何が悪化するのか、
それは一番症状の思い紫。
俺は最悪な組み合わせだった。
ずっと思っていた。
左目が白だったら、
オッドアイじゃなければ、
せめて紫じゃなければ、と。
ただの運だった。
ただ俺は神に従った結果、
運が悪かったんだ。
だがそのせいで、
俺はただの怪物同然だった。
黙れ。
黙れ。
怪物よ。笑
黙れ。
死んだ方がマシ。
黙れ。
可哀想。笑
黙れ。
そんなに死ねばいいと思うなら、
消えて欲しいなら、
俺の事を殺せば良いじゃねぇかよ。
青月
青月
青月
青月
青月
青月
青月
青月
青月
コメント
3件
霧都さん...、過酷な人生やったんやな... これから沢山いい事がおきますように... 続き楽しみにしとる!˙ᵕ˙