ナット
私が、案内します
ナット
着いてきてください
ゲン
ナットちゃんはさ?
ゲン
どうしてご主人を選んだの?
ナット
理解不能
ナット
説明をお願いします
ゲン
あぁ分からないよねメンゴー
ゲン
ほら、シャーレって見た感じ他にも人がいたっぽいじゃない?元々ナットちゃんを作ったのがご主人なら納得行くけど
ゲン
別の人が作ったのならどうしてオモリちゃんについて行くの?
ナット
私はロボットです、人の感情はありません、オモリさんはプロトタイプである、私を救ってくださいました
ナット
プロトタイプである私は後の改良されたロボットが、できてからはゴミ同然の扱いでしたが
ナット
あの方は私をこうして元の姿に戻してくださいました
ナット
それだけの事です
ゲン
命の恩人的な?
ナット
まぁ、そうですね
ナット
着きました
コハク
おぉ!
コハク
立派な湖だな!
コハク
水も綺麗で魚もいるぞ!
???
ちょっとお嬢さん勝手にとったりしないでね
???
僕の食料が無くなっちゃう
コハク
!
コハク
誰だ!
オモリ
僕だよ!お、も、り!
千空
!
千空
てめぇが天才クラブのオモリか
オモリ
お初にお目にかかります改めて自己紹介
オモリ
僕は天才クラブNO.10オモリ
オモリ
専門はプログラミングやハッキング小さいものから大きなハッキングまで基本的にはなんでも出来ちゃう!
オモリ
まさにエリート!
オモリ
それが僕さ!
全員
……
千空
ナットごしのがよっぽどまともな自己紹介だったぞ
千空
人前に出ると頭おかしくなるのか?
オモリ
なっ!
オモリ
て、天才に向かってなんてこと言うんだ!
オモリ
僕は至って真面目でまともだよ!
オモリ
もぉ!
オモリ
ゔっゔん
オモリ
それでなんでこんなところに?
千空
あぁお前を探してたんだよ
千空
そこにいる記者が天才クラブのことを言っててな
千空
そこまで天才って言われてるなら気になるじゃねぇか
千空
んで、唯一場所が割れてそうなここにいたってことだ
オモリ
…
オモリ
つまり僕ただ場所な何となく分かるからってだけの理由で選ばれちゃったの?
オモリ
だがこれを見てもそう言えるかな?
千空
?
オモリ
これを見よ!
千空
これは!
オモリ
スマホ〜!
ゲン
本物のスマートフォンだ!
千空
まさか作ったのか?
オモリ
まさかまさかのそのまさか
オモリ
全然作ってないよ
千空
は?
オモリ
ほらシャーレって見ての通り頑丈でしょ?
オモリ
外にコケとか生えてても研究所自体は石化しちゃった時とあんまり変わらないんだ
オモリ
だからスマホもいきてたってわけ
オモリ
頑張って発電して電気引っ張ってきたんだ♪
千空
あぁ、まぁすごいな
オモリ
反応薄くない?!
羽京
まぁ、確かにスマホがあることはいいけど対応する電波がないんじゃねぇ?
オモリ
それはぁ…
千空
お前ほんとに天才なのか?
オモリ
じゃないと天才クラブに居ない!
オモリ
と、得意分野が違うだけだから
オモリ
ははっ
千空
んなこったどうでもいい
千空
お前俺たちと人類全員復活させる気はないか?
オモリ
えっとつまり一緒に来ないかってこと?
千空
まぁそういうことだな
オモリ
うーん
オモリ
いいよ
千空
もちろんただとは言わねぇ衣食住はつけるし…
千空
は?
ゲン
ジーマーで一発OKでいいの?
羽京
こんなにすんなり行くとは
オモリ
別にここにいてもすることないし
オモリ
その代わりナットは絶対連れてくし衣食住も保証してよね
千空
あぁ約束する
オモリ
それなら君らの仲間に入れてもらおうかな?
オモリ
うわぁーこんな巨大な船乗るの初めてだよ
オモリ
これ作ったの?凄いね!
オモリ
わきゃーわーきゃー
ゲン
いや、ジーマーでよく喋るねオモリちゃん
ゲン
横に誰もいなくても喋っちゃってるもん
千空
ペラペラなことをよく喋るお前よりも喋ってんじゃねぇのかあれ
ゲン
なんと言うか子供みたいだよね見た目も中身も
ゲン
精神年齢が低いというか
千空
あぁ想像と違った
ゲン
まぁある意味人間らしくていいかもね〜