ふまじめな私が真面目な恋をした。 part15 番外編🎸❄️
今日は女の子にとって最もドキドキする日 そうバレンタイン
今日はうりさんよりも早くきて、そして 下駄箱にチョコを入れる ただそれだけなのにっ!
うり
なんでいつもより早いの?!
るな
勇気がある子なら、可愛い子なら 渡せたのに私はそんなに強くないよ‥
うり
ドサドサと音がした。 うりさんの下駄箱に入っていたチョコたちが崩れ落ちたのだ
うり
うり
好きな人にこんな事いうのはあれだけど うりさんは、すごくやんちゃで授業も普通にさぼったりする でも、なぜか成績はよくて仲間思い出 そうなギャップ?に私は惚れた
るな
うり
うり
るな
るな
うり
うり
るな
私が持ってた買い物袋に ギリギリ入った。こんなに食べきれるのかな
るな
うり
うり
うり
周りのチョコを持った女子たちの視線が集まる 多分うりさん当てだったのだろう。みんなあの言葉を聞いたとたんに 下駄箱から離れていく
私の勇気も…
3限目 体育館からでるとなにやら体育館裏から聞き覚えのある声がした
えと
なおきり
なおきり
えと
なおきり
なおきり
えと
なおきり
えと
2人の会話はいつも互いに楽しそうで すごく羨ましい。わたしもえとちゃんみたいに渡せたらな
「俺チョコ苦手なんだよね…」 今朝の言葉が頭の中で繰り返される そのたびに心が苦しくなって…
るな
私は地面を勢いよく蹴ってその場から離れた
なおきり
なおきり
えと
お昼 ひとりで屋上に座って うりさんに渡すはずだったチョコを見つめる
るな
そんなことを思いながら、ゆっくりと包みをあける すると見慣れたチョコが目に残る うりさんにチョコを渡すとか変な妄想を描いてた私のバカだった
ゆっくりとチョコを口に運ぶ
するとガチャっと扉が開いた
うり
るな
うり
うり
るなさんの手元に視線が落ちる そして「あぁそう言うことか」って思った。 俺がここに来たのはえとさんに「屋上にいったら良いことあるかもね」って 言われたから。首裏が暑くなる
うり
るな
るな
るな
それ本人の前でいいます? るなの天然が発動した
うり
るな
うり
うり
るな
うり
るな
るな
うり
るな
るな
うり
うり
るな
るな
うり
うり
うり
るな
顔が暑くなる 本当この人ずるい
えと
えと
ふいと屋上を見る
えと
自然と口角が上がる
なおきり
なおきり
えと
えと
なおきり
えと
るな、応援してるよ