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#ちゃんとバカップルだよん
■ごめん(R味)■ 再掲
右頬を押し付けたシーツをぎゅっとつかみ、ヒザを立て腰を上げた体勢で。 後ろから俺に容赦なく突かれとるうーくん。
いつもは顔を見ながら、いとおしんでするのやけど··· 今日の俺は何だかあさましいの。
こんな体位でろくに声もかけずカラダを繋げとったら、征服しとる気分になるよ。
そうやね、今日の俺はキミを征服したくて仕方あらへん。
わかっとるんよ?バカみたいな嫉妬心とか子供じみた独占欲とか。
うーくんもうーくんで、ずっと声を殺したまま。 それがまた気に入らんくて。
オレは自分の勝手な気持ちをぶつけるように腰を打ちつけ、荒い息遣いだけの中やがて二人とも果てた。
まだ乱れた息のまま、仰向けにしたうーくんの上に重なると首すじに顔を埋める。
うーくんの鼓動の速さを皮膚に感じつつ、さっきまでの自分に対する後悔と共に無言でぎゅっと抱きしめる。
『ごめん』と、 いつ、 そう言おかと思っとったら。
兎「···ごめんな」
もう一度言うて、うーくんがオレの髪を優しくなでる。 慰めるよに、いとおしむよに。
L「···なんでうーくんがごめんやの?」 抱きしめたまま、顔も見れんまま、そう聞いた。
兎「オレ、エルくんに、その···辛い思いさせちゃったんだろ?」
······この人は、
兎「エルくんには、いつも楽しそうにしてて欲しいのに」
この人は、
兎「ごめんな」
うーくんの頬にキスだけして、また抱き締める。
兎「エルくん」 L「あかん、今、うーくんの顔見たら泣いちゃう」 兎「なんでよ」
L「···俺ね、自分でもウザいって思う位。勝手にヤキモチ妬いたり、独り占めしたかったり、」
うーくんの手がまたオレの髪に触れる。
L「コントロールきかへんかったり···」 兎「···そっか」
全部オレのワガママやから、うーくんがごめんなんて言わないで?
兎「愛されちゃってんなぁオレ」 L「当然でしょ」
うーくんの顔、見たいな。 もうちょっとしたら、泣かへんで見られるかな。
L「だから色々、ごめんうーくん」 兎「そう?オレ別に···」
L「ええからええから、うーくんにヒミツのゴメンもあるの」 兎「なんだそりゃ」
そろそろうーくんの顔が見たいな、と、シーツに手をついて胸を起こそうとしたら。 うーくんが背中に手を回してぎゅっと抱きしめてきた。
兎「じゃあ··· 今度は、ちゃんと」 L「うん?」
うーくんちょっとためらった後、
兎「···ちゃんとエルくんの顔見て、したい///」
L「~~~~うーくん!」
思わずガバッと身を起こす。 耳まで赤くしたうーくんが、両手で顔を覆ってそっぽ向く。
兎「ケ、ケンカした訳じゃないけど、それで仲直りなっ///」
L「うーくん顔見して? ね、こっち向いて、もうメッチャ好きやうーくん!」 兎「いっ今すんげぇ恥ずかしいんだってば···見んなよ、もうっ///」
L「よし、ほな始めますか!」 兎「えっ!?いや何も今すぐって言ってないし、せせせめてもうちょっと休憩してっ」
L「ダメ待てへん、俺ワガママやもん☆」 兎「エルくん〜〜!///」
言えなくて抱えとる想いは、みんな色々あんねや。 その全てを解りあうことはなくてもええ、大事なのは互いのそれを感じ合えること。
俺らはきっと、この先もずっと大丈夫。 END ↓
これも初期の作品だったかな? 何だか、ちょっとだけ切ない感じでした(当サイト比) でも結局バカップル(*´ω`*)
コメント
15件
お願いしてるう - くんももちろん可愛いけど 、 意外とちゃんと理性きかせてる ( ? ) えるくんも可愛い ... ← 2人とも思い合ってる感てぇてぇ ... ( 🙏🏻
なんか、会話中心の時と、心の中中心の時って、会話中心はなんかわちゃわちゃしてて、可愛げのあるバカップルだけど、心の中中心は、静かめな、しっとりバカップルなんですよ。(?)φ(..)メモメモシトコ。 あっ!でも、今回のは意外と静かめだったかも…?でも最後のワガママやもん☆は、もういつものエルくんだな!って思いました。 えーっと今日もうーくんが可愛いっとφ(..)メモメモ。