優
僕は中学一年生のある時まで姉に毎日殴られたり蹴られたりしていました。
優
赤ちゃんの頃「優はお姉ちゃんのモノだからね」って言われていたらしく
優
それをお母さんはずーっと可愛がっているだけだと勘違いしていました。
優
僕が姉に殴られてるところを見てもいつも通りだと無視して。
優
都合のいいように解釈して。
優
それで僕が施設に行ったら泣きわめいて。
優
僕に産まなきゃよかったって言っておいて
優
そんなつもりじゃなかったの。なんて。
優
お母さんは怒ったら家事しないとか、ご飯作ってあげないとか言うくせに
優
ごめんなさいも言わずして何故許してやらなきゃならんのだ。
優
僕はずっと我慢してきた。
優
毎日家では殴られ蹴られ。
優
学校に行ったら悪口を言われ殴られ。
優
習い事に行ったらどうしてこんなのもできないのかと怒られる。
優
そんな日々の何が幸せだ。
優
毎日毎日無理して笑顔で生きて
優
しんどいだけだろ。
優
なにも助けてくれやしなかったくせに
優
死なないでほしいなんて言うだけ言って。
優
僕を苦しめてるのはどこの誰だよ






