TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

こんちはー!

あ、零くん!いらっしゃい

今日昼足りなかったんでサンドイッチ食べたいです!

あ、もう学校始まってるんだ

はい

制服、たしか偏差値高いとこのじゃん

あ、そうです、まぁまぁ高い

制服でよかったの?常に視線を感じるんじゃない?

まぁ…正直めちゃくちゃ視線痛いです

あはwそりゃドンマイw

はい、コロッケサンド

ありがとうございます!!
いただきます!

ん〜…♡これこれ、もうすっかり『TULIP』のコロッケサンドの虜ですよ…♡

甘党なのに?w

美味しいので!!!

嬉しいなぁ、ありがとう、

うわぉ、笑っても素敵

凄くオーラを感じる

(きれー…)

なに、またジロジロと、

あぁ、いや笑ったら素敵だなって

あ、ありがと、?

なんで疑問形なんですかw

いや、そのなんて言ったらいいか分かんなくて、w

あはは…w

うわ危な!?

口が滑るところだった危ない

男の人、しかも年上なんかに

可愛い

とか言うなんて犯罪だろ(?)

ご馳走様でした、ふぃー…満腹…

良かった、暇があったらまた来てね

喜んで来ます

あの、さ

はい?

連絡先交換、してもいい…かな

え!いいんですか!?欲しい、欲しいです!!

そ、そっか、!良かった、じゃあ、俺がQRだすね

はい!

うおまじか、交換出来んの…!?!?

ありがとうございます!
俺明日死ぬのかも

そんなに?w

いや、俺、
めっちゃ嬉しいです

ほんと、?良かった…

じゃあ、改めてよろしくね

はい!!また来ます!

カランカラン…

はーい!またおいでね!

パタンッ

はぁ〜…!

大丈夫だったかな

変じゃ、なかったかな

バレてないよね、?

舞い上がっちゃいそう、抑えろ自分…!

香澄

何言ってんのさ

すみくん、!聞いてた、?

香澄

まぁね〜

香澄

今度は年下ですかぁ?

今度ってなに?これが初めてですー!仕方ないじゃんドキドキするんだもん、男にこんなのってヘン?

香澄

いーや?別に。

ならいい、

香澄

あ、いらっしゃいませ!

香澄

ほらお客!!
早く体勢に入れよ、!

押すな!行くから

香澄

さっさといきな〜

はーい

多分この気持ちは

『恋』と呼ぶんだろう

俺は知ってる

(まぁ世の中にはたくさん可愛い子はいる訳だし)

(きっとあの零くんに告白する子はみんな可愛い)

(男で、年上の俺よりも。)

(叶わないと思って覚悟しとかなきゃ俺のメンタルヤバそう)

(はぁ〜…こんな恋するバカになったのいつぶりだよ…)

そのうち諦められるでしょ、 今までの女の子みたいに。

ぜんっっぜん!!

そんなことないんですけど!?!?

諦められるわけないじゃん、こんなのでさぁ

スマホ片手に15分。 画面には零くんとのトーク画面。

でも開いてるだけで話は一切してない。

俺からするべき…?

いやでもさぁ…

どうやって連絡取ってたんだよ俺は…!!

わかんない…!!

うぁぁぁ…

もういい!風呂入ってるし寝る!!

朝、朝ならいける、いけるはず

ん…眩し、

朝かぁ…

そろそろ開店準備だな、起きて用意すっかぁ

あ、連絡

零くんに…

きょ、今日お店くる?
とか、?

いや当たり前かな、

でも来るかわかんないし

ええい、もうこれでいいや!!会話出来たらいい!

シュポンッ

うそ…嘘だ……

既読がつかない…!!!

香澄

そんなことほざいてないで早く働け!!

ひぃん、酷い!!

香澄

ただでさえどっかでバズって忙しいんだからね!!

どっかて…w

香澄

僕は知らないもん

はいはい

えっと〜…

香澄

おっつ〜

香澄

はい、これ

コーヒー?さんきゅ

香澄

ん。

嵐は去ったか

香澄

まぁ一旦ね

香澄

てかそろそろあのイケメンくん来るんじゃない?

零くん?まぁね…あ、連絡

香澄

あ、そんなこと言ってたね朝

まぁね、既読は…

……。

香澄

え、どしたの黙って

……ない…

香澄

んぇ?

ついてない…!既読が…!!

嘘じゃん、零くんは連絡未読スルーする子じゃないもん…!!!

うわぁぁん

香澄

嘘泣きするな…って、あ

ん、?

ん?

ん??

そこには待ち焦がれた『既読』の文字が。

つ、つい____

カランカラン、ッ

す、っすみません…!!

香澄

うぉ、来た

零くん…!

めちゃくちゃ息上がってるじゃん…!!!

え、まさか走って

は、はい…バッチリ

バッチリじゃなくて、!

タオルいる!?貸すよそのぐらい!俺のでいいなら!

あ、そんな申し訳ない、ッ

というかすみません、朝に連絡来てたのに俺気付けなくて

え、いやそんな

朝ちょっとバタついててうっかりスマホ置いてっちゃって…学校着いてから気付いて…取りにも帰れなくて…

いやいや、全然大丈夫だよ、!

しかも俺、既読つけるだけつけて、心のある返信できなかったし、!

あ、えっと大丈夫!大丈夫だから!!

香澄

すごいな僕の入る隙がまるで無い

香澄

あれ?付き合ってんの?

ち、ッ

違いますから!wも〜冗談よしてください!

お兄さん名前は?
初めましてですよね?

香澄

ん?あ、そだねー

香澄

僕はァ…

ぁ…

あれ…なんか

零くん、遠いな…

小さく芽吹く恋心 〖完結〗

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚