ゆうき
ゴキッバキッ
モブ1
オエッ…ゴフッ…クソガキがぁ…ッ…
ゆうき
負けてんのに上から目線で話しかけんじゃねぇよゴミカスが
モブ1
…ゴフッ…………
ゆうき
(…………気絶したか)
あの時は何もかがどうでもよかった
いや…どうでも良く感じたのは
小学生の時かな…
~小学生時代~
ゆうき
母さん!!次は観覧車に乗ろうよ!
ゆうきの母さん
そうだね!並ぼっか!
ゆうき
やったあ!
お父さんは僕が小さい頃に 亡くなったらしい
正直父さんの顔は僕は覚えてない
話した時もない
ゆうき
ここが1番上だってぇ!わぁ!人が皆ありさんみたいだね!
ゆうきの母さん
そうねぇ。綺麗ね!
と,母さんは観覧車の入口によっかかっている。
ゆうき
母さん観覧車はすごいね!!僕は小さいから上から目線できないんだぁ!
母さんから返事がない。
でもよくある事だったから気にせず話し続けた。
そう言えばさっき……
ギ--ッという音がしたのは 気のせいかだろうか?
ゆうき
あーあ1番上終わっちゃったね。
こんなに返事がないのは初めてだ。
なんだか冷たい風が来る。
ここって密室なのに。変だなぁ
と,思い,下を見た。すると 下に人混みが出来ている。
ゆうき
母さんどうしたんだろうね。
ゆうき
ちょっと!
ゆうき
無視しないで……よ……ってえ?
母さんがいない。
入口のドアが開いて パカパカしている
ゆうき
もしかしてあの人混みはッ……
嘘だと信じた。
いや…信じたかった。
ドアがパカパカ開きながら 観覧車は下に降りてゆく。
人混みの間から見えたのは
赤と少し黒が混ざったような 血の色
そして血の絨毯の上に 寝ていたのは……
ゆうき
か………母……さ…ん
僕の母さんだった。






