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ヤンデレ系彼氏のすすめ

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ヤンデレ系彼氏のすすめ

6 - ヤンデレ系男子のすすめ 孤立誘導型ヤンデレ

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2020年04月20日

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なんで 皆 私を避けるの

なんで 助けてくれないの

どうして私の話を 聞いてくれないの

莉乃

私なんて誰からも必要とされてないんだ・・・

そう小さく呟いた莉乃 彼女は今 苦しみに耐えて 耐えて・・・ もう限界だった

莉乃

ただいま・・・

お帰り、莉乃?どうしたの?

明らかに元気のない声・・・ 見ると莉乃は目を真っ赤に晴らしていた

莉乃?泣いてたの?

莉乃

仁くん・・・私、会社辞めちゃった

え?どうしたの?

莉乃

最近会社でね・・・私が同僚の彼氏を寝とったとか、私が既婚の上司を狙ってるとか・・・

莉乃

有りもしない噂が出回ってて・・・私そんなことしないのに・・・誰も私の話なんて信じてくれないの

莉乃

段々、仕事も回してくれなくなっちゃって・・・

莉乃

私誰からも必要とされてないの

涙を流しながら話す莉乃の瞳を拭い、仁は梨乃を優しく抱きしめた

俺が居るでしよ?

俺は莉乃がそんな子じゃ無いって分かってるから

莉乃

仁くん・・・

莉乃はずーっとここに居ればいいよ、仕事なんて俺がするし、俺が一生梨乃を養うよ

莉乃

・・・っ仁くん私、仁くんが居て良かった・・・

莉乃

仁くんは私から離れないよね・・・?

うん、俺もだよ?だからずーっと一緒に居よう

仁が梨乃の頭を優しく撫でると、莉乃は小さく微笑んだ

(・・・俺の計画通り)

仁は会社に匿名でメールを送り、 莉乃の嘘をでっち上げ悪評を広めていた

全ては仁の仕組んだ事だったのだ

仁にとって梨乃の周りの人間全てが煩わしかった 自分以外の人間が莉乃に近づく事が許せなかっただ

勿論そんな事・・・莉乃は知るはずもなく

これも全て 梨乃を 自分だけのものにしたかったから

邪魔者は居なくなった

これで一生一緒だよ

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