『クリスマス』

話終わらないで

無駄話でもしない？

もう少し話そう

もっと話そう？

やだ

まって

ねぇ

ごめんねじゃなくて

他の言葉が欲しかった

朝起きて喉の違和感に気づく

あーあ

喉がガラガラだよ

君のせいで

君のせいじゃないや

誰のせいにもできない

どうすることも出来なかった

心臓が掻き回されている感覚になる

あー叫びたい潰したい叩きたい

自分に腹が立つ 別れて辛い 喉が痛い わからない

自分がどんな気持ちなのかがわからない

君は後悔してくれているのかな

と言いながら崩れ落ちる僕は　 なんて弱いんだろう

クリスマス当日

綺麗にライトアップされた街

大切な誰かと歩く人

そんな中に1人の僕

今日はケーキでも買って帰ろう

高いのにしようかな

クリスマスプレゼントをもらって 喜んでいる子供が目に入った

純粋な瞳 可愛らしい笑顔 はしゃぐ声

つい笑みが溢れる

クリスマスプレゼント

彼が欲しい

と一瞬でも考えてしまう僕は

馬鹿だ

こんなだから振られたんだ

そういえばダウンがへろへろになってきたんだ

自分へのプレゼントでそれを買おう

クリスマスプレゼントはダウンがいい

と自分に自分で嘘をついた

　本当に欲しいものじゃないのに

続きはないです

メリークリスマス