相性最悪なのに…家マネージャー始めます…！？

睡眠があんまりとれてないのかソファーから重そうな目をこっちに向けてる。

「なんで」

「どうして隠すの…」

言葉がたくさん降ってくる…でも……

頭ではしっかりちゃんとわかってる。

必死に隠してる事。

なのに、

口は開いたら、止まらない。

いつもの北斗相手なはずなのに…

いがみあって睨み合ってお互いの部屋に逃げるはずなのに…

なにもかもがわからなくて、

眼の前のまな板のナスが変形して見えてくる。

次の瞬間、

ー北斗sideー

清楽は今にも、力が抜けそうなくらいなテンションで話してた。

このことに関しては俺が悪い。

でも、自分なりに考えてた。

ずーっと考えて考えまくった。

清楽にどうしたら迷惑かけないか…

こんなん理不尽なのに…

寝不足なのか、

寝不足のせいにしてるのか、

口が頭に逆らう…

吐き捨てたつもりだった。

でも、俺が言ってることは、

今まで

ずっと言わないようにしてきたこと。

だって言ったら、

こんな表情させるのわかってたから…

でも、それを理解したのは

言い捨てた後…。

清楽side

家族じゃないなら

血繋がってないなら他人。。

頭の中でぐるぐるぐるぐるする

しかも、、、真っ赤でドロドロしたのが上がってくる。。。

目の前が滲んでくる。。。

なんで、、、なんで北斗はなにも 思わないわけ。。。

　 その時、

声張ったせいか、樹さんが準備を中断して顔覗かせた。

その瞬間北斗は人が変わったように

ー数分後ー

全員がやばい空気を察する。

一瞬で

そしてすぐにこの男の機嫌がすこぶる悪いことも察する。

カチャ、