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ウミユリ

皆さんどうも!ウミユリです!!

ウミユリ

いやぁ、、あけましておめでとうございます!!

ウミユリ

兎年ということで今年は私人参を克服しようと思っておりますw

ウミユリ

皆様も体調気をつけて良い1年にしていきましょうね〜!

ウミユリ

では遅くなりました!ほんぺ!

研究員

クロは今日も可愛いね〜!お人形さんみたい!

研究員

頭もいいし、、これからどうなるのか私は楽しみだわ!w

レウクラウド

、、。

今日も、、「親」と呼んでいる研究員が俺を褒めてくれる。

でも俺はこれが嘘だってしっかり分かっていた。

ある日、研究員が落とした1束の資料には被検体(俺の家族)のことが書かれていて、皆それぞれ子供の頃に連れ去られた記憶がない子ばかりだった。俺もその1人だ。

レウクラウド

(俺は知ってしまった。本名はレウクラウド、人間じゃなくて黒ガストという生物。そして、実験体。)

研究員

あ、クロ!シロ様が読んでるわよ!挨拶してきなさい?

レウクラウド

シロ様、、?

シロ

おっはよークロ!

レウクラウド

あ、シロ様、、おはようございます。

シロ

んもー、、クロはいつまで経っても固いな、、俺父親だよ?軽くていいの!挨拶なんて!

彼は俺の父親役のシロ。 情報は有名研究所の一番偉い人らしい 凄腕の医者をしているみたいな、、

シロ

あー、、ごめんなぁ俺仕事忙しくてさ、なかなか来れないの。

シロ

また仕事に戻らなきゃ、、

レウクラウド

行ってらっしゃい。

シロ

、、。

シロ

でも、今日はシロにも来てもらおうかな、

初めてだった。 なにを企んでいるのだろう。

レウクラウド

は、はい、、わかりました。

研究所、、とても冷たくて壁は頑丈だ 2人分の足音だけが空間を満たす。

シロ

なぁ、クロ。

シロ

お前、全て知っているんだろ?

心臓の鼓動が明らかに速くなる

レウクラウド

いや、知りません。

バレちゃいけない。 もしバレたらきっと実験されてしまう

研究員

へぇー、、

研究員

まぁ良いやおいで!見せたいものがあってね。

研究員

研究員

まぁ正しくいうと、、手伝って欲しいんだよ。

目の前の重い扉が開く。

そこには今まで絵本に見てきた

【研究室】があった。

真ん中には大きな水槽があって、

中には1人の少年、まぁ実験体であろう子がこちらに警戒して立っていた。

この光景が今まで見たことないの にどこか懐かしかった。

研究員

実験を始めます。

レウクラウド

っ!?

隣にシロ様はおらず、上の研究室からこちらに手を振ってるのが見える。

ボコォ、、と音を立て水槽は瞬く間に液体で満たされる。

少年は俺と目が合うとこちらに歩いてきた。そして口を開いて

「そこのやつ、助けろ。」

しっかりと聞こえてしまった。

研究員

電気流します!

レウクラウド

やめろ!死んでしまうだろ!

反射的に声が出て研究員を止めようとする。しかし、力で勝てるわけがない

無力だった、、ただただこの子を見て震えることしかできなかった。

電気が流されて水位が下がって、

少年が立ち上がるとまた水槽は液体に満たされて

電気が流れる。

その繰り返しをなん10回も見た。

怖くて何も覚えていない。

何も。

気づけば音が止まってて、足元が液体で浸されていることに気付いた。

少年

おいそこのやつ。

実験前と変わり果てて黄色い髪、目の少年がこちらに近づいてくる。

少年

お前、、

レウクラウド

ご、ごめんなさい

逃げることしかできなかった。

申し訳が立たなかった。

レウクラウド

、、

レウクラウド

(俺はなんで無力なんだ、、)

大丈夫、俺は悪くない。

大丈夫、、きっと大丈夫

シロ

あ、クロ。ここにいたんだね。

ニコニコ顔のシロ様はこちらを見つけるなり頭を撫でてくる。

シロ

ありがとう、怖かったよね、、

シロ

この実験の最後の一つのパーツ、なんだと思う?

レウクラウド

、、

シロ

そう怖がらないでってw

シロ

最後のパーツはね、

ガストの涙。

シロ

まぁ、、正確にはガストの鳴き声の超音波?

シロ

これがないと実験は失敗、彼だって死んでしまっていたさ、

シロ

なぁクロ、、全部知ってるんだろ?

シロ

だから聞きたいんだよ。

研究員になるか実験体になるか選べ

レウクラウド

シロ様、俺はここから出たいです。

怖くて潰れた声しか出ない。

シロ

俺さ、実はガストなんだ。

レウクラウド

え、、

見上げるとシロ様の目の色が変わっていく。

これはガストの力で目が会ったものの意識を飛ばしたり、思う通りに動かせたりする。本で読んだままだ。

シロ

ガストってのは顔立ちも良く、頭も他と比べて抜け出ている。だから研究員、医者とかに向いているんだよ。

こんな話の時もさっきの黄色い少年が脳裏を過ぎる。

彼はどうなるのだろう。

きっと戦闘員に出されて、、

戦闘員?

レウクラウド

俺、戦闘員になりたいです。

後悔は懲りた、今はただあの子に謝りたかった。「助けられなくてごめん」って

シロ

、、分かった。私が所持している戦闘団体に送ろう。

シロ

お互いに頑張ろうな。

もうこの人は怖くない。

きっと俺と一緒なんだ。

絶対許したりはしないが、

レウクラウド

、、もう帰りましょう疲れました。

シロ

うん、ありがとうクロw

涙を拭きながら笑ったシロはどこか幼い子供のようで苦しかった。

レウクラウド

こんにちはシロ研究所から派遣されました。レウクラウドです!

レウクラウド

コードネームはクロです。

隊長

よし、んじゃバットの隣に座れ。

知ってる顔があった。

ずっと探し求めてた。

言いたいことが沢山あって、それで、それから、、

少年

よろしくな、、

レウクラウド

バットさん、あの時は

「ごめんなさい」

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