創造自動社

ビデオ通話通信中...

こちらは自動販売機4号店です

つい先程新しい情報が入りました

今暴走中のAIですが

人間には見えていないそうです

もしAIが会社を攻撃してきたら

商品を武器にするなどして対抗してくださいだそうです

では健闘を祈ります

ﾂｰ...

バリン！！

ﾊﾞｺﾞｯ！（ペットボトルを投げる）

そうして水木と高良はAIから必死に逃げながら2階へ繋がるエレベーターに向かった

水木はそのままAIに引きづり連れていかれてしまった

AIはとてつもないスピードでどこかへ姿を消した

俺はその後何体ものAIから隠れながら水木パイセンと尾地屋パイセンを探した

なぜ俺たちの会社や似た会社を潰そうとするのか

訳が分からなかった

ただ1つ俺に思い当たるのは

突如会社にかかってきた不振な男からの電話

「もうすぐ終わる」という一言

あの電話がかかって少し時間が経った時今の事態に至った

何が終わるのか...

今思ったのは自動販売機会社だ

それと、

世界が終わる

人間の姿が見えなくなった。それは滅亡と何か関係があるはず。

突き詰めないと

そしてAIは人間が操作しないと動かないはず

だから、恐らく犯人は電話して来た男なんだと考えられる

なんなんだあの男は

俺はその男の正体を見破るためこの会社の経歴を調べた

この部屋で会社についての情報を得るしか無かった

ｶﾞｯｼｬｱｱｱﾝ！！（机が倒れる）

バシッバシッ

ﾊﾞﾀﾝ

どこからか何か聞き覚えのある声がスピーカーのようなものから流れたようだった

もう何も手がかりが見つからないみたいだ

そして机を元に戻したが…

机の足が1本折れていた

ヨーグルト1 留守電1 荷物取りに行く5 下地用意2 空き缶ゴミ出しロビー4と8 通院で話す1と4 左から

尾地屋の机の下に小さいメモのようなものが貼られていた

高良は何かこのメモに違和感を覚えた

高良は近くに落ちていた紙をすぐさま広い文字を書いた

よるにじごろつうわ

夜2時頃通話

なんだかとてつもなく奇妙な事実を理解してしまった気がする