数十分後
金久保
ん………………
やっぱり…………
気絶したって何も起きない。
夢も見ない。
すぐに目が覚めてしまう。
やっぱり落ちなきゃ駄目なんだ。
落ちなきゃ会えないんだ。
助けを求めた俺が馬鹿だった。
彼に頼った俺が馬鹿だった。
飯塚には絶対に会える。
会えない訳がない。
会える……はず………
金久保
会える………よね………?
指原
………………
金久保
、?!!
金久保
……………………居たんだ………
指原
………………………
指原
何で…………あいつの事ばっかり考えているんですか…………
指原
何でそんなに屋上から落ちたいんですか……
金久保
…………………………
金久保
どうせ……………
金久保
お前にはわからない………………
指原
わからないから聞きたいんですよ!!!
金久保
聞いたところで何になるんだよ。
金久保
俺の悩みを解決出来るのか?
指原
……それはッ…………
金久保
出来ないだろ?
金久保
なら聞いても無駄だ。
金久保
どっか行け。
指原
行きません、!!!
指原
いい加減、!!
指原
目を覚ましてくださいよッ!!!
指原
アイツには会えないんですよ!!!
金久保
……………!、
金久保
何でそんな事を言うんだよ!!!!
金久保
何も知らないくせに!!!
金久保
変な事言うなよッ!!!!!!
金久保
会えない訳がないんだッ!!!
指原
アイツと先輩じゃあ違うんですよ!!
金久保
違う訳ないだろ?!!!
金久保
俺と飯塚は同じ人間だ!!!!!
金久保
違うわけがないんだ!!!!
指原
違うんですよ!!!
金久保
………………………
金久保
わかった。
金久保
君に分かって貰えないなら……
金久保
もうおしまいにしよう…………
金久保
じゃあね。
指原
、?!!どこ行くんですか、!!
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