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万次郎side
そこには人工呼吸器をつけてベットに横たわる🌸がいた。
側には点滴もあって、それが🌸の白い腕へと繋がっている。
そんな🌸を見た時プツリと何かが切れ、オレはその場に崩れた。
涙がとめどなく溢れてくる。
あの時オレが🌸に付き添っていたら。
稀咲を隊から退かさなければ。
そもそもあの日、墓参りに行かさなければ。
色んな感情がごった返して我を見失いそうになる。
万次郎
万次郎
🌸は産まれて直ぐ家に来た。
来たと言うよりかは、家の道場の前に捨てられていた。
行く所も帰る場所もない🌸にウチには3人いるんだから1人増えても問題ないじゃろうと言い家が引き取った。
🌸が1歳にもなると、オレにベッタリで稽古にもついてくるようになった。
それから何十年と経った。
オレはいつの間にか🌸のことを恋愛対象として見るようになっていた。
きっかけとしては、どんなにオレが折れそうになったり挫けても一番側に🌸がいたってこと。
どんな状況下でも🌸が側に居るだけでオレは安心したし、気持ちが沈むことなんかなかった。
もう一度🌸に笑ってほしい。
いつもみたいに万次郎って呼んでほしい。
こんなことになるなら気持ちなんて抑えとくんじゃなかった。
身内にそんな風に思われてたこととか🌸を傷つけたくなくて、遠回しにしていたことに後悔が募る。
万次郎
そうぽつりと嘆いたオレの一言は、真っ白な室内へとかき消された。
閲覧ありがとうございました💗✨
万次郎sideこれにてENDです👍
次回は🌸sideが始まります!
🌸が目を開いたそこには… 懐かしのあの人。
今回は長々とした文章が多くなってしまって申し訳ないです( ;ᵕ; )
前回までの投稿に💗やフォローしてくださった方ありがとうございました🙇♀
めちゃめちゃ励みになります- ̗̀ෆ(˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́- 飛び上がってます🫶💕
それではまた次回👋✨