活動者

活動者

俺を苦しめるもの。

大量に湧く

アンチ

LIVEが決定すると決まってDMにくる

殺害予告

もちろんメンバーには言えない。

応援してくれるリスナーさんがいるから大丈夫。

気にしなければいいだけ、ｯ

俺の彼氏

橙くん。

こんな俺をどうして彼女にしたのか分からない

まぁ、幸せだからなんでもいっか、

ｶﾀｶﾀｶﾀ…

ﾎﾟﾝｯ

見ないでいることなんか出来ないんだけどね、

ｱﾝﾁ｢きもwwwキャラ作りしすぎだろwww｣

ｱﾝﾁ｢次のLIVEでペンライト投げつけてやろうぜwww｣

ｱﾝﾁ｢それか通りすがりに刺しちゃえばいいんじゃね？www｣

やめてっ、

どんどん体調が悪くなっていく俺

LIVEが決まった。

アンチが増えた

どう頑張っても目に入る

大丈夫？

苦しい。

橙くっ、

言わなきゃｯ、

自分が言わなきゃ変わらないｯ、

沢山のアンチ

沢山の殺害予告

活動者だから受ける言葉のないふ

俺はこの記憶を最後に意識を失った

自分が安心したからだろう。

次目が覚めると

事務所の簡易ベットで寝てた。

紫 赤くん！

水 心配したよぉﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紫 LIVEの対策は強化してもらうように言ったから安心してね

LIVE当日

もちろん最悪の事態はなかったし

傷1つなく大成功で終わった

俺が問いかけた

帰ってきた

赤く灯り会場を埋め尽くすペンライト

俺がまた問いかけた

帰ってきた

赤 水 紫 桃 橙 黄に灯り

明るくなった会場

鳴り止まない黄色い歓声

アンチに囚われず

目の前とそれぞれの家で応援してくれている

リスナーさんのために俺は生きる。

そう誓った1日でした。

end