君に花束を

るぅとくんのきゅうくらりん 愛してます

新連載/桃黄

前回の桃黄完走せずに 終わっちゃったので 今回はちゃんと 最後まで描きます…🙄

ちゃんとオチまで 考えたので 安心してください✋😎

ちなみにですが 完全なハッピーエンドではないです すみません

メリーバッドエンドかな

それでは 本編GO！！！

僕は持病で入院している高校生

遺伝的に体が弱くて お母さんはもういない

お父さんのことは 小さい頃に聞かされたから あまり覚えていないけど

お母さんに僕を妊娠させて 逃げちゃったって言われた記憶がある

その時は小さかったから あまり分からなかったけど 今考えてみれば最低な父親…

いや、父親とも 呼びたくないレベルだ

正直言って 病院のご飯は味が薄いし

体調が悪い時は 一口だけで吐いちゃうし

あまり良い印象は無いのだが まぁ人間である以上 食べなければ死んでしまうので 完食することが多い

高校生になって 小児科じゃなくなったから 同じ病室に同級生がいるのは 珍しい事だった

担当医のさとみくんや 看護師のころちゃんが タメ口なのは 僕が小さい時から お世話になってて その癖がまだ残っているのだ

｢さとみくん｣ ｢ころちゃん｣ って呼び方も 僕が小さい時からの癖

入院と退院を繰り返すこの生活にも もう慣れたものだ

やはり美味しいとは言い難い

けどご飯を食べていると 生きていることを実感する

朝は元気だと思っていたけど 食べてるうちに吐き気してきたかも

これ、多分ダメなやつ

♪♪♪(ナースコール)

起きて真っ先にさとみくんと 目が合って ドキッとしたのはここだけの秘密

これは病弱な僕と 担当医のさとみくんの恋の物語_