この作品はいかがでしたか?
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りうらは、いつも”無表情”だった。
りうらと初めて会ったのは6年前、
俺は人間オークションで売られ、 りうらはそれを助けてくれた。
俺、、失敗作でさ、親に愛された事ないんだよね、 顔も傷だらけだし、服もボロボロ
だから誰も俺を買おうとしなかった。
、、、、、けど、
そんな時、りうらが「買う」と言ってくれた。
助けてくれたと思った、 沢山感謝した、
でも最初は怖かった、、
りうら、いつも無表情だし、全然喋らないし、 俺のこと嫌いなのかと思ってた。
あぁ、、、なんで俺のこと助けたんだ、買ったんだ、、って
やっぱ俺のこと奴隷にするために買ったんだなって思った。
、、、でも、 りうらと一緒に過ごし初めて3年がたった頃、
部屋でりうらが泣いているのを見つけた。
普段あんな姿見せないのに、、。
初めてりうらが泣いているのを見て、 俺は体に電気を流されたような感覚になった
急いで駆けつけると、、りうらは急に抱きついてきて、俺に相談をした。
「人が分からない」 「人を好きになることが怖い」 「りうら、みんなに優しくできなくてごめん」
って、、、、ね、
、、、その時からだ、
りうらは、怖いひとじゃないし 、とても良い人だって思った。
でも、、それと同時に思ったことがある、
りうらは「優しくできなくてごめん」 って言っていたけど、
全然そんなことない。
だって、俺の事買ってくれたのは、 助けたいって思ってくれたからでしょ?
俺にご飯をくれたのは、傷を手当してくれたのは、、全部全部優しいからでしょ?、
りうらは優しいんだよ、、 ただ、”不器用”なだけ、っ
それから俺は、 ”りうらのために”生きることにした。
桃
赤
廊下を歩いていたら、部屋の前でりうらがうずくまっていた。
多分、水色頭の子と話して ちゃんと接してあげれていたか不安になったんだろう、
赤
桃
桃
赤
桃
ほんと、優しいんだから、
桃
〜 赤目線 〜
赤
何も無かったように平然を装って ほとけのいる部屋に戻ってきた。
、、、、、ないくん優しいよなぁ、
赤
赤
赤
ほとけはベットに横たわっていた、
赤
水
、、、
寝てる、、のかな、
りうらそういうのわかんないや、
赤
水
水
水
目を覚ますと、そこは見慣れない場所。
水
水
、、、、そうだ、僕、 あの人に買われたんだ、
また、こき使われるのかな、、
”あのまま死んどけばよかったのに”
水
ちがう、、、なに、イマの、
水
苦しい
水
助けて、
”もし買われてなかったら、今頃死んで、 生まれ変わってたんじゃない?”
水
生まれ、変わる、、、?
”そう、それでさ”
”幸せになれたかもしれないのに”
水
”あのまま死んだ方が 幸せだったかもしれない”
水
ねぇ、分かんないよ
水
ガチャッ
赤
水
水
赤
水
水
水
赤
赤
水
水
赤
赤
水
赤
赤
水
赤
赤
赤
水
赤
赤
赤
水
赤
水
赤
赤
赤
赤
水
赤
赤
赤
赤
水
水
赤
水
バッ(赤に抱きつく)
赤
水
水
水
赤
赤
コメント
11件
時差コメ&初コメ失礼します🙇🏻♀️ このお話がほんとに好きすぎて…🫶🏻 桃さんは赤さんの事をなんでも知ってるような気がして全力で尽くして来たんだな…なんて勝手に思ってました() んー…不器用っていいですよね…赤さんが影で泣いてるのは予想通り的な感じです() 水さんに語りかけて来たあの声はなんでしょうか🤔 勝手に心の奥底にいる闇の心の声…的な感じだと思ってます() 長分失礼しました🙇🏻♀️
すみません💦超遅コメなんですが、初コメ失礼します!m(_ _)m このお話大好きです! 書き方も凄く上手ですし、人物の感情の表し方など凄く上手で、尊敬します!✨️✨️✨️ 続きが楽しみです«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク フォロー失礼します🙇♀️🙏🎶