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主人なんて大っ嫌いだ…!

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主人なんて大っ嫌いだ…!

2 - 2話 変な皇子たち

♥

1,007

2025年05月24日

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こんにちは!

nmmn skfn様注意 BL注意 📢🌸、微(🦈🍍、👑🍵)

ワンクッション

コンコン、入っていいか?

…はい

時刻はもう夜

茈の声にはっとして扉を開いた

はぁ…

お疲れですね…?

あいつらにこっぴどく叱られたわ

仕事中に抜け出すからだろ…

す、ストレス発散道具でもなんでも構いません…だからだから…

え…は?

そんなことしねえって…

キスだけはしないで…と言う前に頭に手を置かれて止められた

じゃ、じゃあなんで買ったんですか?

……

え?

まあなんとなく…?

なんとなくで1000万出すんですか?w

思わず笑ってしまってから口を塞いだ

申し訳ありません…

ふはッww

なんで笑うんですか!?

いや…w

…おはようございます

前方に犬の奴隷を見つけて声をかけた

今日は仕事について説明するね

はい…

…w敬語外して楽にして?

…うん

家事…だけでいいの?

そもそも家事自体も奴隷がもらえるような仕事じゃない

やっと見つけた…!

あ、暇ちゃん!どうしたの?

皇子たちが一緒にご飯食べようって…

一緒…に?

本当に食べるの?

食堂の入り口まで来てさすがに足を止めた

皇子たちも変わってるよなw

首…飛ぶって!!

飛ばさねぇからはやく座れ

いただきます!

い…いただきます

食べへんの?

あー…いや…

目の前にあるフォークのナイフに困惑する

もしかして使い方わからない?コソッ

…コクッ

大丈夫、俺も最初はわかんなかったからw

奴隷の食事でフォークやナイフが出されることはない

なんなら食器さえも…

茈様…?

ん?

桃桃が…

…ああ、わかった

な、なにをなさるんですか…?

はい

目の前に突き出されたフォーク

そしてそれに刺さるおいしそうなお肉

さっさと食え、あーん

へッ!?

こんなこと皇子がすることじゃない

…あ、あーん//

でも主人の命令は絶対だから

恥ずかしさで味なんてわからなかった

書庫に向かう途中に赫に呼び止められた

なあ、お前茈様のこと好き?

え?

好きではないが、嫌いというのは首が飛びそうだ

あ、恋愛的にな

…恋愛的?好きなわけ…w

なんだ…

というか茈様は主人じゃん?w

……俺さ、実は

赫くーん!!ギュッ

瑞!?様?

なんの話してたの?

今赫がなにか暴露しようとしていたところですよ

赫くんの秘密?

…フイッ//

wわかっちゃった!

なんなんですか?

実はね、瑞たち付き合ってるの!

…え、は?え?

でも赫は奴隷で…瑞様は主人…

恋に立場は関係ないのさ!

ドヤ顔決めポーズで言われる

はあ…

曖昧にうなずいてみたり 首をかしげてみたり…

お、お幸せに?

もう誰もいない…よね?

書庫に入る直前に最終確認をする

…ガチャッ!

幸い鍵はかかっていない

遠くまで伸び続ける本棚をひとつひとつ見始めた

んー…これじゃない…

……あった

古びた本の題名は『滅びた王家と永遠の歴史』

…なにしてんの

ビクッ、茈…様?

そうだけど…

こんな書庫でどうした?
それにその本…

な、なんでもないです!
ただ迷っただけで…

慌てて本を背中に隠して誤魔化した

…ならいい

絶対に怪しまれた…

じゃあ…部屋に帰りますね、ニコッ

タタタッ…

うさぎ耳で…桃、ね

やっぱお前が…

…聞こえません!!!

本にかかったほこりを払い落として開こうとすると扉がノックされた

…入るぞ

ま、待ってください!

ギリギリでベッドの下に本を滑り込ませて扉を開けた

ちょっといるだけだから気にすんな

…わかりました

気にするだろ!?

プルルルルルルルル…

赫?どうかした?

なんでも…

…?

間違えてかけただけだから…

え、大丈夫…?

あ、そうだ…ついでに質問いい?

今日渡された資料のわからないところを聞こうとした

ねぇ!?もうやめてッ!

ほんとに大丈夫…?

俺のベッドをなぜか独占して本を読んでいるいるま様も怪訝そうに顔を上げた

瑞!!💢

ごめんってぇ…

へ…?

ごめん、瑞が間違えてかけちゃった!

もうさぁ…

仲…良さそう

本当に付き合ってるんだな…

いちゃついてるだけなら切っていい?

はぁい!

え…茈様もいるんですか…?

勝手に上がり込んでるだけ

お…おやすみなさい?

あ…切れた…

……

生まれてきてずっと対等な関係の人なんていなかった

うらやましいな…ボソッ

気がついたらめっちゃ長くなってた!?

あと1話で間違えてて…

今回は📢🌸メインの
🦈🍍、👑🍵サブです

主人なんて大っ嫌いだ…!

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