伏黒恵
それって嘘ですよね?
五条悟
え?
五条悟
嘘ってなに言っ...
伏黒恵
まだ嘘つくんですか!
伏黒恵
何年いると思ってんですか!
五条悟
恵...
伏黒恵
9年ですよ!
伏黒恵
五条先生は「俺のせいだ」って
責めさせたくなくて
責めさせたくなくて
伏黒恵
わざと「俺だけの記憶がない」って
嘘ついてるんですか?
嘘ついてるんですか?
伏黒恵
...アンタが嘘ついてるの
ぐらい分かります。
ぐらい分かります。
五条悟
.........
五条悟
恵...
五条悟
ごめんね...
五条悟
嘘ついてた
伏黒恵
五条先生...
五条悟
恵が風邪引いてたじゃん?
その時に目覚めて
その時に目覚めて
五条悟
理由話して
硝子たちに頼んだんだ
硝子たちに頼んだんだ
五条悟
恵が言ったように
五条悟
絶対に「自分を責めるから」
っていう理由でね
っていう理由でね
伏黒恵
...そういう嘘やめてください
伏黒恵
普通に嫌でした。
五条悟
だからごめんって
伏黒恵
もういいです。
伏黒恵
あ、そういえば
五条悟
ん?
伏黒恵
みんな知ってるんですよね?
五条悟
うん
五条悟
あ!
五条悟
でも傑には言ってなかったわ
伏黒恵
ハァ電話してちゃんと
説明もしてくださいね
説明もしてくださいね
五条悟
うん
伏黒恵
では俺は任務行ってきます。
五条悟
行ってらっしゃい
ガラガラ
家入硝子
あっさりバレたな
五条悟
うん
五条悟
僕も恵にはもう
「バレてるかも」って思ってた
「バレてるかも」って思ってた
家入硝子
そうか
五条悟
傑には硝子から言っといて
家入硝子
それは自分で言え
五条悟
はいはい
五条悟
電話しよぉーっと
五条悟
あ、もしもし傑?
夏油傑
悟?どうしたの?
五条悟
あのさ僕、恵の
記憶だけなくなったって
記憶だけなくなったって
五条悟
硝子に聞いてるよね?
夏油傑
うん
五条悟
あれ、嘘なんだよね
夏油傑
は?
五条悟
いや、僕が倒れたってなったら
絶対自分のせいだって責めるからさ
絶対自分のせいだって責めるからさ
五条悟
硝子たちに頼んどいたんだ
五条悟
でも傑に言うタイミングなくて
五条悟
傑?聞いてる?
夏油傑
嗚呼聞いてるよ
夏油傑
私だけ「その事を知らなかった」
っていう話でしょ?
っていう話でしょ?
五条悟
す、傑!落ち着け
夏油傑
悟
夏油傑
今すぐそっち行くから
覚悟しといてね
覚悟しといてね
五条悟
あ、ハイ
この後、 「恵に謝れ」 とめっちゃ 言われたらしいです。
※今日は時間があったので 20時に投稿しました。