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19:00

叶汰

あいつ何やってるんだ?

叶汰

姿があまり見えない.....

叶汰

少し近くに行ってみるか

叶汰

え?

そこには

???

.........

妖狐がいた

叶汰

(噂は本当だったってことか)

叶汰

(どうしよ.....帰りたいけど見たいんだよな〜)

叶汰

(もうちょっといようかな)

叶汰

(どこまで行くんだ?)

その時.....

パキッ(枝が折れる)

叶汰

???

?!

???

あれ?君はここで何をしてるんだい?

叶汰

.........

???

あ〜見てしまったんだね

???

なら仕方ない

???

君にはここで消えてもらおう

叶汰

はッw

叶汰

噂は本当だったんだなw

???

噂?

???

俺にそんなものがあったんだ〜

叶汰

あれ?その狐....

???

ん?

???

この子?

???

この子は俺の手下

叶汰

叶汰

えッ..........?

???

どうした〜?

叶汰

もしかして........

叶汰

お前.....春輝?

???

???

春輝って誰?

???

俺の名前は

狐白

狐白(こはく)

狐白

狐に白って書くんだ!

叶汰

お前春輝だろ?

狐白

だから誰?!

狐白

俺の名前は狐白って言ってんじゃん!

叶汰

春輝は動物の事を「この子」っていうんだ

狐白

それは誰でも言うんじゃない?

叶汰

後、俺の勘かな?

狐白

なんだよそれw........

狐白

..............正解だよ..........

叶汰

え?

狐白

君の勘....正解だよ......

狐白

叶汰

叶汰

なんで俺の名前知ってるんだよ

狐白

俺は.....

春輝

春輝だからだよ

叶汰

はッ?

叶汰

嘘だろ?

春輝

嘘じゃないよ

春輝

俺は妖狐、狐白なんだ

春輝

俺は特別で人間になれるんだ

叶汰

そんなわけない......

春輝

ならさ

叶汰

狐白

こうなればわかる?

叶汰

?!

狐白

俺は、この姿と春輝の姿を変えて過ごしているんだ

叶汰

そうなんだ

???

あれれ〜?

叶汰

?!

狐白

.........

???

狐白見つかってんじゃん

叶汰

2人目?!

狐白

そうですけど

???

あ、そういえば名乗ってなかったね

???

俺の名前は

狐月

狐月(こづき)って言うんだ

狐白

狐に月で狐月ね

狐月

てかさ、狐白、見つかったのにできないんでしょ?

叶汰

え?

叶汰

出来ないって何が?

狐月

え、教えてないの?

狐白

うん.....

狐月

あのね、俺たちは誰かに見つかったら

狐月

見つけた人の記憶を妖狐の姿のところだけを消してここから去るか、

狐月

見つけた人を殺すのどっちかなんだ

叶汰

え.....

叶汰

どうして........

狐白

..........

狐月

だって、俺たちの色見たら大体の人は「白色の妖狐がいた」って言って

狐月

俺たちを捕まえようとする政府もいるしね

叶汰

でも、分からないよ

狐月

いや、昔俺達みたいな見た目の妖狐が見つかって

狐月

政府に殺されてしまった妖狐もいたんだ

叶汰

そうなんだ......

狐月

これでわかったでしょ?

狐月

狐白が君のことを何も出来ない理由

叶汰

幼なじみで、1番仲良くしてたから.......

狐白

記憶を消して離れたくもない、殺したくもない

狐月

ってわけ

狐月

でもこれを決めるのは狐白だから、俺や君は決めれない

叶汰

そういう事........か.........

狐月

んでさ、結果どうするの?

狐月

殺すの?記憶消して去るの?

狐白

.........

叶汰

春輝........

狐月

.......

狐白

決めた

狐月

お!どうするの?

狐白

叶汰の記憶は消さない

狐月

じゃあ殺すってこと?

叶汰

?!

狐白

違う......

狐月

ん?じゃあどういうこと?

狐白

記憶は消さないで俺らがここを去る

叶汰

.........

狐月

へ〜

狐月

新しい選択肢を作ったんだ

狐白

はい.....

狐月

まぁいいでしょ!

狐月

じゃあ、ここから去りますか!

狐白

でも、ちょっと待ってください......

狐月

うん、いいよ

春輝

叶汰.....

叶汰

どうした?

春輝

今までありがとう.....俺ッ....お前と一緒に過ごせて楽しかったよッ....

春輝は泣いていた

だからなのか俺も泣いていた

叶汰

俺もッ....春輝と一緒に過ごせて楽しかったよッ........

春輝

俺からの最後のお願い聞いてくれるかッ........?

叶汰

いいよッ.....

春輝

ありがとうッ.......

春輝

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

叶汰

ははッ.....いいよッ......

春輝

そういえば俺ッ、叶汰にちゃんとお願いするのもしかしたら初めてかもなッ....

叶汰

だな.....最初で最後のお願い......だなッ........

春輝

そうだねッ.......

春輝

本当に今までありがとうッ叶汰ッ!

叶汰

本当に今までありがとうッ春輝!

狐白

では.....行きましょう....

狐月

了解......

2人は去ろうとしていた

叶汰

春輝!

狐白

ピタッ

叶汰

俺!お前の事一生忘れないからな!

狐白

ありがとう!俺も忘れないからな!

2人が去った瞬間俺は膝から崩れ落ちてしまった

叶汰

なあッ........

叶汰

待ってくれよ.........

叶汰

なんで突然なんだよッ.....

叶汰

なんでッ.....なんでだよッ!!

叶汰

うあ"ぁ〜〜!!

俺の泣き叫ぶ声は神社に響き渡った

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