キーンコーンカーンコーン
モブ太
モブ郎
モブ子
モブ美
来週からの冬休みが迫る みんなその話でもちきりだ
モブ太
モブ郎
モブ太
モブ子
モブ美
そんな会話が聞こえてくる
雪田
二学期がもうすぐ終わろうとしているのに、僕は友達0 もう笑えてくるよ
雪田
少し大きめのため息が出た
遥和
雪田
遥和
友達がいないからため息をついた… なんて悩み、こいつには絶対わかんないんだろうな…
モブ太
モブ子
遥和
雪田
今日は委員会の集まりなんて無いはずだ なのに…なんで嘘をついたんだろう…
モブ郎
遥和
…自意識過剰なのかもしれないが 僕と話すために嘘ついてくれたのかな…
数分後
教室には、僕と遥和君の 2人だけとなった
雪田
遥和
雪田
というか、なぜ僕と話したいんだろう… 遥和君との接点なんてまるでないし…
そう考えてると遥和君が口を開く
遥和
雪田
遥和
なんと冬休み、遊びに行かないかという お誘いだった 友達0の僕にとったらとてつもなく 嬉しいお誘いだけれど、 なぜ僕なんだろう…?
雪田
少し驚きつつも、僕は きごちなくそう伝えた
遥和
と、すごく嬉しそうに笑った 緊張したー と小さな声で呟いていた
キーンコーンカーンコーン
6限目の終わりの鐘と共にクラスが ざわめき出した
モブ太
モブ郎
モブ美
モブ子
二学期の終わりが迫る中、 クラスは冬休みの話でもちきりだ
遥和
5限目の授業でメモを渡した人、 それは雪田 吹葵 君。 とても大人しく、綺麗な人だ
遥和
突然だが俺は雪田君に片思い中だ 接点なんて1ミリもない 一目惚れってやつ!
夏休みは勇気がなくて、誘えなかったけど、せっかく隣の席になれたし、冬休みこそは…
モブ太
遥和
モブ郎
遥和
友達の誘いは嬉しいけど、 俺の恋を少しでも前進させたい、!
モブ美
モブ子
や、やばい、話が進んでる、 早く断らなきゃ…
遥和
嘘だ、委員会なんてない
モブ郎
遥和
数分後
教室は俺と雪田君の2人だけになった
遥和
雪田
雪田君は静かに俺の方を見詰めていた
遥和
さすがにずっと黙ってたら 失礼すぎるし、緊張するけど話そう、
遥和
雪田
遥和
ぎこちないが誘えた、! 雪田君は驚いた表情をしていた
雪田
遥和
その一言だけで俺は凄く嬉しくなった
遥和
雪田君の方を見ると 少し微笑んでいて、それを見てさらに 俺は嬉しくなった
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