「「どっちを選ぶ?」」
そうテヒョンとグクに言われたけど 全くもって状況が理解出来ないでいた。
JM
JM
JM
JM
自分なりに言葉を選んで2人に伝えたつもりだった。
ぼくの言葉を受けて2人の表情はみるみると獲物を狙う狼のような顔をしていた。
それと同時に 2人を縛り付けていた理性かなにかがプツッと切れた音が聞こえたような気がした。
『ゾワッ』と嫌な予感がして 自分の危機回避能力が 「今すぐにでも逃げろ」 と言っている。
それに従い2人から距離を取ろうとした。
TH
TH
クスクスといたずらっ子みたいに笑うテヒョン。
JK
JK
JK
ニヤニヤとこの状況を楽しんでいるかのように笑うグク。
JM
2人にジリジリと迫られ とうとう壁際まで追い詰められていた。 もう逃げ場はない、。
TH
TH
JK
JK
2人に追い詰められ 少しパニックに陥ったまま 思考回路があまり機能していない状態で口を動かした。
JM
JM
言葉に詰まりながらも言葉を繋げていく。
2人の目線がぼくと同じになり、 テヒョンがぼくの頬へ手を伸ばす。
TH
TH
その言葉をきっかけに 2人は ぼくの身体を優しくいやらしく撫で回し、 そして色んな場所を愛撫しだした。
JM
JM
生理的な涙を流し 「やめて」と2人に懇願する。
この状況から逃れようと 何度も声を出したり 抵抗しようと試みたけど やっぱり無理な話で。
結局2人に好きなように抱かれるしか方法はないんだなと、 未だに機能していない脳ミソで考える。
JM
JM
JM
2人からのねっとりした愛撫はまだ続いていた。
『夢なら早く覚めて』 と 心の中で何度も叫ぶ。
TH
JK
2人は口を抑え快楽に耐えているぼくを うっとりとした表情で見つめる。
JM
「嗚呼…、」
JM
僕はこの快楽に、
堕ちていく