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ご本人様には関係ありません 青水 🍣くんがっつり出てきます 地雷の方はお引き取りください
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四限目が終わった昼休みの始め
昨日は休んでしまったから罪悪感がすごい
屋上に行くといつものようにいふくんは待っていて、横に置いてあるハンディファンが夏の本格さを物語っている
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ほんのついさっき
ないちゃんこと内藤ないこ
生徒会副会長で、定期テストでいふくんと一二を争う成績でスポーツもできちゃうすごい人
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じゃあなんで俺のとこまで来たんだよ、
という顔をするいふくん
仕方ないじゃん、勝手に居なくなんなよっていふくんが言ったんだから
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そう言いながら手をひらひらと振り、階段に逆戻り…
しようとすると、
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いふくんに手を掴まれて引き戻された
勢い余っていふくんのそばに座り込む
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ちょいちょいっと手招きされて断れるわけなんてなく、
大人しくいふくんに抱きつく
キスもできてないなんて言ってるけど、いつもキスしてないじゃん、
でも本当は毎日にでもキスしたいのかなとか思いつつ
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いふくんの背中を軽く叩いて体を離す
整った顔をむぎゅっと歪めて不機嫌になるいふくん
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ちょっと恥ずかしいけどいふくんの額に軽くキスして屋上のドアを出た
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ないちゃんのもとに行くとないちゃんはくしゃっと笑った
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僕がそう言うとないちゃんの笑顔が曇った気がした
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にこやかに答えた僕に対してないちゃんは緩く笑う
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ないちゃんが僕の手をぎゅっと掴む
そのまま引っ張られてないちゃんの胸に沈む
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見上げたないちゃんの顔は今まで見たことのないほどに歪んでいて、
桃色のはずの瞳が黒く見えた
真夏の昼休み
僕が、いふくん以外の人の好意に気づいてしまった日
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