あの舞台に立つために頑張ってきた。
カキーン
実況者
打たれたー!としきこれで5失点~!
場内われんばかりの大歓声
実況者
試合終了!!5ー4でとしき率いる○○高校敗北!!!
としき
俺はこの時野球を辞める決心をした
一年後
としき
俺は今大学生。いたって普通の大学に通っている。
としき
好きなスポーツは野球。だがもうしない。野球は観るのが好きだ。
けんた
としき~?クラブ何はいるん~?
としき
(けんたは同じ高校の同級生。野球バカの一人だ。)
としき
えー。考えてなかったわ笑笑
けんた
え笑野球入らんの?まだあの5失点を悔やんでるん?
としき
悔やんではないけど、なんか野球したくないんだ。
けんた
え~。としきならこの大学のレベルだったらエース間違いなしやのにぃ
けんた
入れよ~
としき
考えとくよ
としき
(実はめちゃくちゃ入りたい。だが高校の様に投げれる自信が無い。)
大学の野球部監督
おい、としき。入らないか?正直お前の力を貸してほしい。どーだ練習観に来ないか?
としき
わかりました。
大学の野球部監督
そーかそーか!それは嬉しい!今日の午後から練習だから待っているよ
としき
はい。
としき
(はいって言ってしまった....)
この決断があの舞台の第1歩になろうとは....この時は思ってもいなかった