『一緒に居たい』
なつすち編
奈津side
俺には少し歳の離れた兄がいる
けど、あまり話せない
奈津
奈津
俺は双極性障害と言う “病気” を持っている
自分でも生きるのに向いてないのは自覚済みだ
そんな時に必ず側にいるのが俺の両親
正直1人にして欲しくて鬱陶しい
なんで俺ばっかりにくっついてくんの? すちにぃは家族じゃないの?
母
母
父
そんな声をかけてくる親が嫌い
別にお前らとなんて行きたくない
俺は…俺はすちにぃと一緒に
お出かけしたり、絵を描いたりしたいだけなのに
奈津
奈津
母
母
父
((バタンッ
静かにドアが閉められた
奈津
俺がこんなんだからすちにぃにが
辛そうなんだ…
俺のせいだ
ごめん…
ごめんなさい…
許して…
寂しいよ、、
悲しいよ、、
奈津
須知side
今日もいつも通りに静かな1階
須知
いるまちゃんとらんらんと遊んでる時が
何よりも楽しい
そして嫌なことも忘れられる
須知
須知
須知
そう言ってペンを持ち紙に書こうとした時
母
須知
母
父
母
見てもないのに言われた
さっきテキストを広げたばかりなのに
今帰ってきたばかりなのに
言い訳はたくさんある
けど
言ったところで俺の親は興味はない
だから
須知
須知
母
母
父
母
母
母
須知
父
須知
本当にこいつらは課題をやらせる気があるのか
内心とてつもなくムカついた
でもこれ以上嫌われたくなくて
必死に取り繕って…
父
須知
母
父
((バタンッ
須知
須知
〈っ…あぁっ…グスッ〉
須知
須知
何かあったのか…
でも…下手に行けば
怒られる…
けど、、
俺に1人しか居ない唯一の弟…
勇気を出して行くしかない…
須知
震える手足…
段々と血の気が引いていく感じがする
1段……また1段と
徐々になつの部屋に近付いていく
あまり足音を立てないように
なつの部屋の前まで来た
須知
須知
そう喝を入れて
なつの部屋を開けた
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コメント
6件
主様の兄弟パロすきすぎます🥹
楽しみ………
続き楽しみです!!後、相変わらず神っすね