はな
はな
はな
心
心
彩希
彩希
心
心
彩希
心
彩希
心
彩希
心
彩希
心
彩希
ユカ
彩希
彩希
ユカ
ユカ
彩希
ユカ
ユカ
それから時は目まぐるしく過ぎていった
卒業式の練習 学校の周年祭 ひたすら時は過ぎていった
彩希
心
心
彩希
あの日。
少しだけ、あの日の思い出に浸らせてはくれないだろうか
幸
幸
彩希
幸
彩希
私も幸が好きだった。
幸
なんども夢を見た。
なんども伝えようとした。
なんども気持ちを消そうとした。
彩希
大丈夫。 大丈夫だよ。
心が成功してくれる。 きっと。 あの子なら幸と結ばれる。
幸
幸
幸
彩希
彩希
幸
幸
彩希
彩希
幸
彩希
そろそろ 幸は心からの気持ちを受け取ったところだろうか。
彩希
彩希
ユカ
それは思っていた結果とは全く違った話で
彩希
幸は逃げたんだそうだ。
彩希
ユカ
彩希
彩希
ユカ
彩希
これはその次の日聞いた話。
心は幸に告白するため、幸のクラスで待っていた。
そこで幸は逃げたんだ。
そのあとのラインで幸はだらだらと説明をしていたそう。
それでも心はそれが許せなかった。
彩希
心
彩希
心
彩希
彩希
いや、たしかにそう。 わかってたよ わかってた。
でもそれは、あまりにもひどいんじゃないだろうか
心
彩希
幸
彩希
幸
幸
そう。 幸は“恥ずかしかった”から逃げたんじゃない
“復讐”のために逃げたんだ
彩希
幸
彼が言っていたことはこういうことだったんだ。 全部筋が通る。
ああ、もうほんとに
彩希
こんなやつと心が付き合わなくてよかった
彩希
あれから心はすっかり幸のことは忘れたように過ごしている。
心は壊れかけて、幸はそれをどうも思っていないかのように振る舞う。
ああ、友達をこんなにしたやつには 赤黒い薔薇をあげてもいいかもしれない
あいつは赤黒バラと、バラ4本の意味を知っているだろうか。
彩希
赤黒バラの花束を貴方に
はな
はな
はな
はな
はな
はな
彩希
心
はな
彩希
心
赤黒バラの花束を貴方に
はな
彩希
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