殺し合いトーナメント戦
桐谷遥対日野森雫
桐谷 遥
(どうして、こうなっちゃったんだろう)
桐谷 遥
(寝ていて、気付いたらここにいて、それに殺し合いってなんなの)
桐谷 遥
(そして相手は雫、雫を絶対殺したりなんてしたくない)
桐谷 遥
…
日野森 雫
こ、ここはどこなの…?
桐谷 遥
雫とりあえず
桐谷 遥
ここで生き残れる方法を考えよう
日野森 雫
ええ、分かったわ
ビーーーーーッ
ビクッ
桐谷 遥
何これ、制限時間!?
桐谷 遥
考える時間すら与えてくれないってこと!?
桐谷 遥
(どっ、どうすれば)
日野森 雫
遥ちゃんごめんなさい
日野森 雫
私、遥ちゃんを殺したくないけど
日野森 雫
死にたくないの…
日野森 雫
ごめんなさい、臆病で
日野森 雫
もうどうしたらいいか分からないの
桐谷 遥
そうだよね
桐谷 遥
どうしたらいいか分からないよね
桐谷 遥
ごめんね、雫
パァッーン
日野森 雫
え?
日野森 雫
どうして
桐谷 遥
私は雫を殺したくなかった
桐谷 遥
でも、この状況を乗り越えるためには犠牲を出すしかなかったの
桐谷 遥
私は生きるために人を殺さなくちゃいけない
桐谷 遥
この戦いはみんなそういう運命なんだよ
桐谷 遥
大丈夫、雫の分まで
桐谷 遥
絶対、生き抜いてみせるから
結果 桐谷遥の勝利