テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
24
大森side
はぁ、ほんとあの子は僕の宝物だなぁ…♡
僕は二次元しか興味ないんだよ。
二次元は僕が言ったことなんでも聞いてくれるし
三次元には無い良さがあるから何回でも抜ける…♡
今日も普通の朝、普通の授業。
大森は毎日毎日、授業なんて聞いてない。
二次元の事しか考えてないただの陰キャオタク
顔はいいのに、現実の恋愛に向き合おうとしない
クラスの女の子が話しかけても
「ごめん、僕君たちみたいな人興味ないんだ」
と、満面な笑み浮かべながら意味の無い事を言っていた。
なんでこんなのがモテるのか、◯◯は不思議でしょうがなかった。
そして今日の一限目も机に肘をつけながら二次元の事ばかりを考える。
すると肘がずるっと落ちるようになった。
大森
だが、そんな事も気にせずにすぐに元の体制に戻り、二次元の事を考えだした。
でもその時には、大森の消しゴムが◯◯の机の方に転がっていっていた。
それに気づいた◯◯は大森の肩をトントンと軽く叩いて、声を掛けた。
◯◯
大森
大森は◯◯から差し出された消しゴムを取った。
その時、互いの手が触れた瞬間大森は一瞬ビクッとなった。
◯◯
大森
大森はそう言って慌てたように顔を背向けた。
◯◯はその様子を見て心底不思議そうに見ていたが、すぐに興味が無さそうに前を向いた。
なんだよあれ、なんだよあの顔。
かわいすぎだろ…って違う違う、僕は三次元になんか興味ないんだよ。、
大森はそう自分に言い聞かせながら首を横にブンブン振った。違う違うというように。
そして一限目が終わり、二限目が始まった。
教師が黒板にチョークで二次関数のグラフを描き始める中、大森は教科書すら開いてなかった。
ノートの端にシャーペンを転がしながら、ただひたすらに、二次元…
いや、隣に座る◯◯のことだけを観察していた。
授業中の◯◯は、瞬きの回数が増える。眠いのか、退屈しているのか。
その横顔があまりにも綺麗で、大森は無意識に唇を噛んだ。
あーもう僕なに考えてんだよ。
意味わかんねぇ気持ちでだるい、。
こんな子に興味ないはずなのに◯◯さんの事見ちゃう。
大森は◯◯への意識を誤魔化すために机に頭を伏せた。
だか、カツン…と大森が机の下で貧乏ゆすりを始めた。落ち着かない。
さっきから心臓がうるさくて、自分の鼓動が教師の声よりでかい気がした。
◯◯がふとシャーペンの芯を出そうとして、カチカチとノックを繰り返した。
が、出ない。少し困ったように眉を寄せてもう一度カチッと…
やっぱり出てこない。
大森はその瞬間を聞き逃さなかった。
一瞬新しい芯を貸そうと頭をあげようとしたが、こんな事してる自分が少し嫌だった。
ついさっきまで、一時間前までは二次元の事ばかり考えていたのに
今はこの隣にいる◯◯の事ばかりだから。
だけどやっぱり体が勝手に動いた。
大森
自分の筆箱から新品のシャー芯を一本抜いて、◯◯の机にそっと置く。
目も合わせず、さも当然のように。耳だけが裏切るように赤かった。
机に肘をつき、片手で顔を隠すようにしながらも、指の隙間からしっかり◯◯を見ていた。
◯◯
「ありがとう」の一言が脳内でリフレインする。たったそれだけの言葉なのに
胸の奥がぎゅっと締め付けられて息が詰まりそうになる。
大森
嘘だった。そのシャー芯は今日買ったばかりのパッケージから出した。
まだ一本も減ってない新品だ。しかし大森は涼しい顔でペンを回し続けている。
耳の赤さだけはどうにも誤魔化せていなかったが。
おはようございます
本題始まりました。
ほんとに久々で難しかったし、結構変ですけど
ぜひ読んでいただけると嬉しいです
少し、前と書き方を変えてみたのでそこも気づいてください
次回は2話です
ぜひ、この作品いいねとコメントお願いします🥰
では、またね〜👋🏻
コメント
2件

ツンデレ元貴 可愛い❤❤❤ 更新たのしみにしてます!
うわ、この大森くん、完全に「三次元は興味ない」って言い聞かせてるけど、もう隣の席の◯◯さんのことガン見してるじゃないですか(笑) 手が触れた瞬間のビクッとか、シャー芯貸すときの耳の赤さとか、無意識の反応がめちゃくちゃリアルでニヤニヤしちゃいました。それに「余ってただけ」って嘘ついて新品の芯を出すの、絶対気づいて欲しいくせに素直になれない感じが青春って感じでいいですね。書き方も前よりスムーズで、心の声と地の文の切り替えが自然になってる気がします。続き、どうなるんだろう…このまま彼が◯◯さんへの気持ちを認めちゃうのか、それともまだ抵抗するのか、気になります!