コメント
2件
つーちゃん凄すぎる😭😭 相変わらず文章力の天才😭😭 桃くんなりの優しさ好きすぎてᐡ ܸ ඉ́ ̫ ඉ̀ᐡ‼️ 今回の小説1番好きかもしれない🥹🥹♡ 桃青ってやっぱりいいなぁ🥹♡ 投稿ありがとう︎︎👍🏻♡
ええまって小説書くのうますぎない ⁉️⁉️ 🥹 💖
⚠️nmmn・BL ご本人様には一切関係ございません 自殺表現有
「 プロローグ 」 𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓
青
どかっ !! ( 蹴
青
ガチャ 、ガチャガチャッ
早く 、 早く外に出なきゃ _
青
ギシ 、ギシッ …
青
青
__くんっ __ //♡
…
青
ガタガタ 、ドタ
母
青
青
母
母
青
俺は知ってるんだよ !! この目で見たんだ !
じゃあ私が誰と何をしたっていうの !?
_って奴と夜会ってたんだろ !! 今日はこれを持ってきたんだ 、
… 離婚しよう 、 今すぐに
青
青
母
母
青
母
青
母
母
青
青
父親がアル中って やばいだろ 笑
近寄らないでくれない ?苦笑
何考えてるかわかんなくて怖いわ
飲酒とかしてそ w こっちくんなよ
僕 、 お父さんは今どこにいるんだい ? … わからないか
近所の方から君の家から聞こえる声が大きいって連絡があってね … お父さんに伝えておいてくれるかな ?
だーかーらー 気に食わねえって言ってんの゛ !!
小4で初めて顔見たときから 、 ずっと !!
お前の父親とか恥ずかしくて名乗れないわ w
死ね !!
なんで生まれてきちゃったんだろう
生まれてこなきゃよかった
全部 、 従わされて
好き放題言われて
僕は
周りのために生きてるわけじゃないのに
自分のためだけに生きるのは 、酷く孤独だ
もう 、 すべて終わりにしよう 。
そして 、
優しい両親がいる自分に
誰にも虐められない自分に
生まれ変わってやろう 。
さようなら 、 自分 。
「 君が君を殺さなくていいように 」 𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓
青
街灯の灯りだけが頼りになる夜道は ものすごく静かだった 。
真夏なのに冷たい夜風 。 ひゅん 、と背筋が凍り付く感覚がした 。
そんな中でも必死に足を動かして 、 とある場所に向かう 。
夜の海はどす黒くて 、想像を絶する怖さだった 。
_ 今から 、あれに呑まれるなんて 。
青
死にたいはずなのに 、 いざ自分の墓場を目の前にすると足ががくがくと震えた 。
僕は 、自殺をはかっていた 。
この瞬間に死ねなかったら 、 この先もずっとこの苦しみを味わうことになるから 。
だから今 、死ななきゃ 。
青
運動靴のまま海の中に足を踏み入れる 。 まだまだ浅い 、もっと下へ _
目と閉じながら前に突き進んでいくと 、 ついには口までが浸かる深さまで来た。
そしてもう一歩踏み出した瞬間 、 足が地につかなくなった 。
青
パニックになり 、 真っ黒な空に右手を突き出して必死にもがく 。
でも 、 「 自分は今から死ぬんだ 」 そう言い聞かせて 、全身の力を抜いた 。
体が水中に沈んでいく _
青
息ができない 。 苦しい 、
頭上から微かに男性の声が聞こえる 。
警官 … ? 近所の人 ?
青
邪魔 、 しないで
もう全部
全部 殺しちゃいたいから …
心も 、 体も 、 存在も 、全部全部 。
青
青
真っ白な天井が視界に広がった瞬間 、 腕で顔を覆った 。
そこは 、 天の国でもなければ 、 地の獄でもない
薬品の香りが漂う病室 _
青
最悪 … っ
死ねたと思ったのに 、 なんで ?
先生
真横から医者の声がして 、 心臓が跳ね上がる 。
先生
先生
青
転落なんてしてない 。 海にはゆっくり浸かったから見間違えるわけがない 。
この世界から消えるために思い切った行動をしたのに その人のせいで自分は死ねなかった 。
… 何してんだよ 。
そんな思いが不覚にもこみ上げてくる 。
助けてもらった立場なのに 。 自分の性格の悪さを思い知った 。
先生
先生
先生
医者は少しだけ口角を上げて 、 じっと腕時計を見つめた 。
先生
自分が溺死を試みたのは 、 確か深夜の1時ぐらい 。 そして今は午後14時だ 。
13時間も目を覚まさなかったなんて …
そして 、 また何か異常があれば来てくださいということで色々な書類を渡された 。
先生
ほんと 、 死んでおきたかった 。
手のひらを顔面に押し当てながら思う 。
帰宅後 、 顔を真っ赤にした母の不倫相手に 暴力と暴言で始末された 。
青
自分の惨めさに 、思わず嘲笑が漏れる 。
青
こっそり溜めた湯舟に足を入れた瞬間 、 あの真っ黒な海を思い出して 心臓がどくんと跳ねた 。
溺死はすごく怖くて 苦しかった 。
今を生きるのも怖いけど 、 もう1回自殺をはかるほうがもっと無理だ 。
これから 、 どうやって生きていこう …
自殺失敗から1か月が経過し 、
学校では少しだけ傷つき 、 家ではときどき暴力を振るわれる 。
そんな日々がまたリスタートした 。
はっきり言えば 、 自分の自殺を引き留めた人を恨んでいた 。
最低な考え方をしているとは思う 。 でも 、あれ以来も「生きていてよかった」なんて思うことは1度もない 。
ただただ ほぼ脳死で学校と家を往復する日々が続いていた 。
こんな性格だから クラス全員から距離を置かれているし 、
時々陰口を耳にしてしまう瞬間はある 。
_そんな中で 、 学年中がざわつくようなニュースがあった 。
先生
転校生 !?
高校で転校ってどうなってんの 笑
男 !? 女!?
転校生 。 脳内には 、うわぁ 、と項垂れる自分がいた 。
今まで隣の席空っぽだったのにな …
先生
淡々とした容赦ない合図で 、 ピンク髪の男が教室に入ってきた 。
その瞬間 、 クラス全体がわあっと沸き上がる 。
桃
桃
桃
転校生は 、 落ち着いた雰囲気のイケメン 。
自分の心の底がうおええええって悲鳴を上げたような気がする 。
桃
青
桃
軽すぎる返しに 、 ああ 、これが陽キャってヤツ … !? なんて思ってしまう 。
休み時間になると彼の周りに人だかりができたので 、 安堵しながら授業の準備をした 。
放課後 。
帰りの挨拶をして鞄を背負おうとしたが 、 桃くんに呼び止められた 。
桃
青
桃
朝以来話しかけてこなかったのに 、 唐突に頼み事をしてくるなんてどういうことだ 。
少し緊張しながら彼の言葉を待つと 、 思いがけない言葉をかけられた 。
桃
青
♡ 、コメント 、+👤 モチベになるので良かったらお願いします👼🏻🎶
病院の仕組みとか一切わかってないのでてきとー 過去一没だけどなんだかんだで200タップ超えちゃったので投稿します🥲 無言で消しても許して