テラーノベル
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予告通り 涼ちゃんと大森さん付き合って同棲中です
大森元貴side.
事務所に設置してあるテレビから涼ちゃんがちょこっとだけでる映画の予告
時間を見つけて見に行きたいとは思うけれど見に行けるかどうか
涼ちゃんは俺の恋人である
二人の時間も、もっとデートだってしたいけど
それができない理由があった
忙しいのだ
アニバーサリーライブも終わり
夏休みを乗り切ったと思えば
ラジオの収録、CM撮影、レコーディング
インタビュー、打ち合わせ、楽曲作り、ソロでの仕事…
自分が望んでたくさんのことに手を伸ばしたはずなのに
忙しくて頭が回らない
九月に入って十三日も経つというのに
息つく間もなく次の仕事が初めっていく
ドラマの撮影は終わった
ドラマに合わせて控えていたテレビ撮影も終了
なのに一向に休みがない
これからのスケジュールなんて吐き気がするほどである
でも、今が頑張りどき。
ミセスのフロントマンとして、もっと頑張らないと
ーーー
omr
涼ちゃんが待っている家に帰る
寝室に入ると規則正しい寝息を立てる涼ちゃんの姿
静かにベットの脇に座って涼ちゃんの顔を覗く
いつも通りの綺麗な顔
長い睫毛に鼻筋の通った高い鼻
真っ白でつるつるの肌に、さらさらしたカラフルな髪
口がにやけているのをみるに、楽しい夢でも見てるのだろう
可愛いな、とぼんやりする頭で思う
もうちょっと見ていたい
でもやっぱり疲れには抗えない
疲れが少しずつ体にのしかかっていくのを感じながら
俺はゆっくり目を閉じた
ーーー
omr
目を開けると窓の外は陽の光でいっぱいだった
いつのまにか涼ちゃんは消えていて
俺の体には布団がかかっている
服は帰ってきた時のまま
omr
寝惚けながら壁にかけている時計を見ると
時間はもう七時だった
今日のスケジュールを思い出す
今日は八時半からソロでの打ち合わせがある
色んな人が集まる、遅刻も中止も許されない大事な打ち合わせ
現場までかかる時間は三十分ほど。
やばい。完璧な寝坊だ
ベットから転がり落ちるように降りて部屋を出る
顔を洗って髪を整えて
マネージャーに車の準備のメールを打ちながら
鞄に必要なものを詰める
服は昨日のままでいい
fjsw
omr
fjsw
omr
fjsw
omr
omr
fjsw
omr
omr
fjsw
omr
そう涼ちゃんに吐き捨てるように言うと、
いってきますも言わずに家を出た
ーーー
omr
朝の打ち合わせには無事に間に合い
それから予定されていた仕事を爆速で終わらせた
しかし今の時間は九時をすぎている
涼ちゃんは寝ているかもしれないからゆっくりドアを開ける
omr
wki
omr
wki
omr
wki
wki
omr
wki
omr
俺は、今日朝涼ちゃんになんて言った?
その時、涼ちゃんはどんな顔してた?
涼ちゃんはなんて言った?
我儘なんかじゃ、なかった、
wki
omr
wki
若井が頑張れ、と言うように肩に手を置いて
玄関を出て行く
俺は靴を脱いで恐る恐る涼ちゃんの元へ向かう
するとリビングのソファの上で、体育座りをしている涼ちゃんがいた
頬には涙の跡
omr
fjsw
部屋を見渡すと
パーティの装飾品で綺麗に飾られていた
テーブルには手付かずのままラップがかかっている
トマトパスタに、綺麗にカットされたフルーツ
全部、俺の好物ばっか
omr
fjsw
omr
fjsw
omr
fjsw
涼ちゃんはこっちにてくてくと歩いて行く
「でも、寂しかった」
そう言いながら俺にぎゅっと抱きつく
そして胸に顔を埋めて唸り声をあげた
そんな涼ちゃんをもう一度強く抱きしめる
omr
fjsw
涙の跡をそっと拭う
顔を赤くしてはにかむ涼ちゃん
たまらなくなって咄嗟に涼ちゃんの唇を奪う
ふわふわした唇の感触
ふわっといい香りが鼻腔をくすぐる
omr
fjsw
omr
fjsw
fjsw
涼ちゃんがまたふわっと花のように笑った
END
こんにちは
大森さん誕生日おめでとうごさいます これからもずっと笑顔でいてください
♡と💬よろしくお願いします
それではまた
コメント
8件
んわぁ、、、、 なんてあたたかいんだ、、、 さみしくも暖かくも すごくきれいな物語です、、、 wkさんもいい人さがにじみ出てるなぁ、、言わないといけないことをきちんと言ってあげる姿、すごくかっこいい…! ryoちゃんとmtさん、仲がさらに深まった誕生日だったらいいな
うわぁすごい好き😖自然と涙出ちゃった🥲大森さんがこれからも幸せでありますように!!
うわうわ、大好き。この作品大好き。