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夕方、チャイムが鳴り、クラスにいる生徒達が一斉に帰って行き、さっきまで騒がしかった空間は静寂へと変わる
そんな時、ある一人の男子が空を見ている
独り言を小さく呟きながら窓の外を見ている。他人からしたら変人に見えるだろう
内宮
しかしその男子は朝から夕方までずっとこんな感じなのにも関わらず、周りの目を気にせずに、誰かに声を掛けられてもまるで石のように反応しない
そんな男に友達や〈恋人〉が...
美樹
内宮
内宮
美樹
いた、この女子「咲元 美樹」
「嵩元 内宮」の唯一の友達であり、内宮が『心』を開く『1人』だけの恋人...みたいな関係が築いてる仲でもある
内宮
内宮
その後学校を出て、二人は帰り道を歩いていると美樹が話し掛ける
美樹
内宮
美樹
内宮
内宮
内宮
美樹
内宮
そんな話をしていると美樹の自宅へと着き、足を止める
内宮
内宮
美樹
内宮
美樹
そういって渡した物は『エンドウ』だった
内宮
内宮
美樹
美樹
美樹
内宮
美樹
そう言うと走り去って行った
内宮
23時52分、内宮のアパートにて...
内宮
内宮
内宮が目を覚ます。横をうろちょろしながら寝ぼけた様子で起き上がる
内宮
よくよく耳を澄ますと、何やら外でサイレンが鳴っている
内宮
窓を開け、見てみると...
内宮
急いで玄関を開け、外へと出ると隣の家が炎で囲まれており、近くには救急車と消防車が5、6台並んでいる
内宮
それからしばらくして、家の火は消え、気づくと朝になっていた
内宮
男性1
内宮
内宮
すると男性は暗い表情を浮かべ、口を開く
男性1
男性1
内宮
男性1
男性1
内宮
その瞬間、内宮の脳は、内宮の思考はそこで停止した
内宮
男性1
男性1
男性が別の方向に顔を向ける
美樹の母
男性2
美樹の母
男性2
男性が向いたのは青いブルーシートに掛けられている「何か」だった
美樹の父
美樹の母親がブルーシートを退ける
男性2
あったのは『美樹』
そう、美樹である。
しかしそれは元は美樹だった「何か」
ある意味、美樹ではない
美樹の母
美樹の母
美樹の父
美樹の母
美樹の母
母はもはや正気を失い、発狂しながら頭を抱える
そして、それを押さえ込む美樹の父と消防士
男性2
美樹の母
内宮
内宮
男性1
内宮
男性1
内宮
内宮
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