コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
佐波涼
それから何時間が経過したか… ふと、視線を感じ意識が浮上してくる
佐波涼
まだ完全には目覚めていない体を無理やり起こし、感じる視線の方へと顔を向ける
如月湊
視界に入ったのは漆黒の髪に少し茶色味のある瞳、睫毛は長くどこか神秘的な………ミステリアスな雰囲気を纏った同い年くらいの美少年だった
如月湊
そういう如月はよく見ると病衣を身に纏っている
佐波涼
如月湊
佐波涼
よく分からない言葉に首を傾げる 涼は別にこの病院に入院しているわけではない 自殺未遂で運ばれてくるだけだ 最初こそ警察が来たりと忙しかったが今じゃ慣れたのか警察も来なくなった
如月湊
どうやらこの少年は涼がこの病院に入院していると思っているらしい 実際のところ毎日のように運ばれてきてるので入院していると言っても過言ではない
佐波涼
如月湊
如月は何処か悲しそうに聞いてくる
佐波涼
如月湊
如月は悲しそうな顔のままそれっきり黙ってしまった