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夜空に出場した月のお姫様

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夜空に出場した月のお姫様

5 - 第五話「美月が語る自分の正体と生い立ち」

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2024年09月15日

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9月15日(日)12:00頃 美月の家 美月の部屋

美月は家では色々悩んでいた…。 本当の事を言うのか、言わないのか困っていた…。

美月(みつき)

どうしましょう…。翔太に本当の事を言っても大丈夫でしょうか…。

美月(みつき)

私(わたくし)の正体は月のお姫様である事なんて全然言えませんわ…!言ったら絶対大変な事になってしまいますわ…!

美月(みつき)

もうどうしたら良いのか分かりませんわ…!どうしましょう…!

美月はもうどうしたらいいのか分からなくて、物凄く震えていた…。

一方その頃翔太はと言うと…。 翔太の家 リビング

翔太(しょうた)

昨日の初デート楽しかったけど、初デートを終えた後家の事を質問したら、何故か動揺したんだよ…。

翔太(しょうた)

僕は何か隠しているのかなって思ったんだよ…。

輝(あきら)

つまり、何らかの秘密を抱えているって事…?

浩介(こうすけ)

きっとそうに違い無いな…。

輝と浩介に昨日の初デートについて話をしていた…。

美月(みつき)

翔太!輝!浩介!

モテモテ男子3人組 「美月ちゃん!」

浩介(こうすけ)

なぁ、美月ちゃん。

浩介(こうすけ)

昨日翔太が君の動揺した姿を見て、何か秘密でもあるんじゃないかって思ってたんだよ。

輝(あきら)

そうだよ。美月ちゃん、君は何か秘密を抱えてるでしょ?何か言えない事があるでしょ?

美月(みつき)

…はい…そうです…。…今日はその事でここに来ました…。

翔太(しょうた)

ねぇ、美月ちゃん。何か隠してるでしょ?何か言えない秘密でも抱えてるでしょ?

美月(みつき)

そう…です…でもやっぱり言いづらいですわ…!

翔太(しょうた)

落ち着いて…!落ち着いて…!誰にも言わないから!

翔太(しょうた)

僕達、モテモテ男子3人組だけの秘密にしてあげるから!秘密にしてあげるから、正直に話して!

美月(みつき)

…分かりましたわ…!正直に言いますわ…!

美月(みつき)

ですがその前に、私の正体を表しますわ…!

モテモテ男子3人組 「美月ちゃんの正体…!?」

モテモテ男子3人組が驚く中、 美月は勇気を出して自分の正体を表した…!

一般人からお姫様に姿を変えた…!

美月(みつき)

これが私(わたくし)の本当の姿です…!私(わたくし)の正体は月のお姫様なのです…!

モテモテ男子3人組 「ええええ!?月のお姫様!?」

モテモテ男子3人組は美月の本当の姿を見たら、物凄く衝撃を受けた!

翔太(しょうた)

美月ちゃんの正体は月のお姫様だったの!?

輝(あきら)

月のお姫様だったなんて驚きだよ!?

浩介(こうすけ)

月のお姫様って事は月からやって来たお姫様って事なのか!?

美月(みつき)

…あのー…そう言われたら…そう…かもしれません…詳しく…言うと…月の城から来たんです…。

浩介(こうすけ)

月の城?それって一体どんな城なんだ?

美月(みつき)

私(わたくし)が住んでいた…城です…。

輝(あきら)

じゃあ美月ちゃんは元々、月の城に住んでいたの?

美月(みつき)

そうです…はい…。

翔太(しょうた)

でも…なんで月のお姫様である美月ちゃんは月の城を出て行ったの…?何か理由でもあるの…?

美月(みつき)

はい…あります…。

美月(みつき)

私(わたくし)が何故月の城を出て行ったのかと言うとですね…。

美月はモテモテ男子3人組の前で、自分の正体を表した後、出て行った理由などを語り始めた。

ここからは美月の回想…。

私(わたくし)は生まれた時から、ずっと月の城で暮らしていました。

物心ついた頃から、月の城の庭でよく遊んでました。しかし成長するにつれて、月の城での生活にどんどんマンネリ化して来ました。

大人になってから、外の世界に憧れるようになり、外の世界での生活を夢見るようになりました。ついに我慢の限界が来て、こっそりと月の城を抜け出しました。

月の城を抜け出した後、所持していた魔法の箱で家を建てて、外の世界での新しい生活を始めました。私(わたくし)はその時誓いました。

もう二度と 月の城には帰らないと…。

美月(みつき)

そう言う訳だったのです…。

翔太(しょうた)

要するに、今までの生活に飽きたから家出して来たって訳…?

美月(みつき)

そうなのです…。家出して来たんです…。

輝(あきら)

じゃあ、今までずっと外の世界を知らずに、ずっと月の城で生活してたの?

美月(みつき)

はい…外の世界なんて何も知らずに、ずっと月の城に引きこもっていたんです…。

浩介(こうすけ)

それじゃ、月の城では一体どんな生活を送って来たの?

美月(みつき)

えーと…

美月(みつき)

物心ついた頃からどこにも行かせてもらわず、一日中ずっと月の城にいなければならず、ただ月の城からずっと外の世界を見守るだけでした…。

美月(みつき)

こんな感じで、今までずっと退屈過ぎる生活を送ってました…。

翔太(しょうた)

それは流石に退屈過ぎる人生だったね…。

翔太(しょうた)

しかも月の城にずっといないといけないなんて、そんな毎日を送ったら、そりゃ家出したくなるよ…。

美月(みつき)

私(わたくし)は悪い予感がしてるんです…。

美月(みつき)

これは見つかったら強制的に連れ戻されて、連れ戻された後、罰として部屋から出ないようにされてしまうかもしれないって…。

浩介(こうすけ)

見つかったら強制的に連れ戻される…?罰として部屋から出ないようにされる…?どういう事…!?

美月(みつき)

つまり私(わたくし)は城から出たお仕置きとして、部屋に閉じ込められ、一生部屋から出られなくなってしまうんですよぉぉぉぉ!!(泣)

輝(あきら)

ええええ!?部屋に閉じ込められ、部屋から出られなくなってしまう!?それは絶対に嫌だよ!

美月(みつき)

私(わたくし)永遠に部屋から、城から出られなくなってしまうんですよぉぉ!(大泣き)

美月(みつき)

どうしましょう!もうおしまいですわぁぁ!(大泣き)

美月は城から出たお仕置きに対して、恐怖に震えながら大泣きしてしまった…。

翔太(しょうた)

美月ちゃん!もう泣かないで!僕達が何とかしてあげるから、もう泣き止んで!よしよし!

翔太は大泣きしてしまった美月を慰めながら落ち着かせた…。

美月(みつき)

…何とかしてあげる…?どうやって…?

翔太(しょうた)

僕良い方法思い付いたかも…!

輝(あきら)

良い方法…!?一体どんな方法なの…!?

浩介(こうすけ)

美月ちゃんを助ける方法なのか…!?

翔太(しょうた)

それはね…ごにょごにょ…。

浩介(こうすけ)

ふむふむ…。

輝(あきら)

うんうん…。

美月(みつき)

一体どんな方法何でしょうか…?何か作戦でも立ててるんでしょうか…?(心の声)

モテモテ男子3人組は3人で美月を助ける方法を会議し始めた…。美月は一体どんな作戦を立てているのか疑問に思うのだった…。翔太が思い付いた3人で美月を助ける方法とは一体何なのか…?

第六話へ続く…。

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