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詩
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さむい
さむいよ …
お母さんに会いたい
orf .
寒さで覚醒された潜在意識で 、思ってしまう「 会いたい 」。
さっきまで暑くて 、項垂れていたのに今は指がかじかむほどに寒さ。
ぜんぶ 、ぜんぶ 、ひっくるめて 、 涙と不安が溢れてくる。
orf .
箱庭の隅っこに体を小さくして 、 存在感を消す。
今の僕は 、
なんて「 僕 」が生まれてしまったのかどうかか分からなかった。
結局僕は2日間 、空腹と喉の渇きと戦って 、救助にきた研究員に助けてもらった。
後から回復したレインから聞いた話だけど 、どうやら僕は珍しい魔法属性の雪と氷の素質を見出したらしい。
研究員から注目を浴びるようになる 、ということも。
orf .
orf .
つまり 、脱獄を目標とする僕らにとっては 、致命的な弱点を手に入れた。
lain .
lain .
orf .
レインの発言に引っかかって 、言い返す。
すると 、レインはゆっくり息を 吐いて言う。
lain .
lain .
orf .
ぎらり 、暗闇の中で光る赤は思わず 息を呑むほどに鋭くで。
そこには 、これ以上触れないで欲しいの意味すら読み取られた。
orf .
今の僕たちはこの浅くも深くもない 、利用し合う関係がちょうど良かったんだ。
_______________
orf .
考えていたらいつの間にか寝落ちしてしまったらしい。
昨日の夜までは布団の外に居たのに、布団の中にいるのはきっとレインをおかげ。
orf .
今日きりでこの幼少期を悪夢となった場所を脱出することができる。
長年過ごした場所だけど未練は サラサラなかった。
orf .
昨日の夜、レインに僕から問いかけた問題を考える。
orf .
この判断が僕の一生の悪夢になることを、まだ知らない。
自分の持っている体力を振り絞って 、聞き込みで聞き出した目的地へ向かう。
mn .
息を吐くリズムが崩れ、進む足が確実に重くなっていく。
それでも。
この可能性を、見捨てたくない。
ある、曲がり角を曲がると、 暑いはずなのに寒気がしてくる。
mn .
mn .
先が見えない路地裏を走ると。
氷漬けになっているおらふくんを発見した。
すぐに駆け寄って、素手でその氷を掴んだ。
冷たい。だけど、1個ずつその氷を剥がして行った。
𝐍𝐞𝐱𝐭 " ♡300 × 💬1
コメント
1件
いや、もう、今回めっちゃ辛かった……。「さむいよ…お母さんに会いたい」って呟くおらふくんの孤独と弱さが直撃したわ。寒さに震えて箱庭の隅っこで縮こまる姿、本当に胸が締め付けられる。 で、レインの赤い目に「触れないで」の意味を読み取って距離を置くおらふくん。あの「利用し合う関係がちょうど良かった」って諦めにも似た割り切り、めちゃくちゃ切ない。でもラストでマナが「可能性を見捨てたくない」と氷を素手で剥がすシーン、熱かったし、おらふくんに「帰る場所」ができる予感がしてちょっと泣けたわ。続きが気になる🔥