龍之介
分かったら下がれ。愚者共が。
龍之介君が威嚇して睨むとその男達は無言で元の位置に戻る。
東雲 絢斗
わぁ…すごいね龍之介君!
龍之介
ぃえ、まだまだです。
東雲 絢斗
そんな事ないよ((微笑み))
十分凄い!
十分凄い!
龍之介
…ありがとうございます!
東雲 絢斗
ふふっ
龍之介
…所で絢斗さん。
東雲 絢斗
ん?
龍之介
何故、ポートマフィアに…?
東雲 絢斗
あー……
龍之介
??
東雲 絢斗
それがね…
俺はここに来るまでの経緯を話した。 龍之介君は話終わるまで無言で頷いたりしながら話を聞いてくれた。
龍之介
………。
話終わると龍之介君は般若(-はんにゃ-) のような顔をしている。
東雲 絢斗
りゅ、龍之介君…??
龍之介
…荒波由美子…僕がこの手で命を奪ってくれる!!
東雲 絢斗
おわっ…!
怒ったような龍之介君の異能が出てくる。 俺は驚いて後ずさってしまう。
龍之介
!絢斗さん!すみませぬ…
東雲 絢斗
…ううん、大丈夫だよ!
そう言って微笑むと、龍之介君の異能の子が俺の手の元までやってくる。
龍之介
…((ゴホッ))…そろそろ中に入りましょう。
首領室までご案内します。
首領室までご案内します。
東雲 絢斗
そうだね((微笑み))
俺と龍之介君は首領室がある階の長い長い廊下を2人並んで歩いていた。
龍之介
BOSSに首を跳ねられぬよう。用心していてください。
東雲 絢斗
えー…
龍之介
まぁ、貴方なら大丈夫でしょう。
東雲 絢斗
…なんで??
龍之介
…絢斗さんは第五幹部を超え、あのBOSSと肩を並べるほどの強さなのですから。
東雲 絢斗
そうかな?
龍之介
それに、誰よりも早く任務の報告書を終わらせ、周りの者にも目を配り、終わってないものは手伝うと言う事もしていた貴方なら、
BOSSは手放しがたいでしょう。
BOSSは手放しがたいでしょう。
東雲 絢斗
あははっ…確かにね!
そんな話をしていたら、首領室の扉の前にたっていた。
首領室の扉は相変わらず大きかった。
すると後ろからある少女の声がした。
???
アヤト!!