ゆぅた
はぁはぁはぁ、
ついた。
ついた。
ゆぅた
あ、すいません!
佐藤、りうはいますか!
佐藤、りうはいますか!
看護師
あ、いらっしゃいますよ。
ご案内いたします!
ご案内いたします!
ゆぅた
お願いします!
僕は不思議な気持ちのまま、 看護師さんについて行った。
看護師
こちらです。
ゆぅた
ありがとうございます、、、
ガラガラーガラ
ゆぅた
あ,おかあさん。
りうは。
りうは。
佐藤真江
あ、来てくれたのね。
りうよ。まだ目が覚めていないの、
りうよ。まだ目が覚めていないの、
ゆぅた
りう!りう!
会いたかった。ずっとずっと!
会いたかった。ずっとずっと!
ぼくは、強く抱きしめた。 もう、離れたくないと。
ゆぅた
今日一日、そばにいてもいいですか
佐藤真江
ええ、きっとりうも、
嬉しくて,意識が戻るかもね。
よろしくね。
嬉しくて,意識が戻るかもね。
よろしくね。
今夜のこと。
ゆぅた
ふぅ、ぼくも
ベッドを借りて寝ようかなぁ。
ベッドを借りて寝ようかなぁ。
その時。
りう
う、うぅ
ゆぅた
ん?あ、りう?
わかる?ゆぅただよ!
わかる?ゆぅただよ!
りう
ゆ、うた?ゆうたが、き、た、の?
ゆぅた
うん、うん!
いるよ!僕は,ここに。
いるよ!僕は,ここに。
僕は,すぐに,お母さんに連絡した。