コツコツコツ
神崎 彩綾(かんざきさあや)
すみれ、それは間違ってるよ。確かにアリスは人間国宝みたいなもんだし、国もアリスの力をかりてやっていってる部分もある。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
でも、だからと言って一般の人を寄生虫だとか働きアリだとか言うのは間違ってると思う。私達も一般の人達も同じ人間だよ。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
人より優れたものをもってるからってそんな事言ってると人種差別と一緒なんじゃないかな?
神崎 彩綾(かんざきさあや)
アリスなんだから尚更、常識はちゃんとしてないと恥ずかしいよ?
すみれ
……っ!
すみれ
ごめんなさい彩綾さん。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
うん。これからはちゃんと考えて発言しなよ?すみれは賢い子なんだから!!
ヽ(・ω・`)ポンポン
ヽ(・ω・`)ポンポン
すみれ
っ!////
ルカ
かっこよかったよ彩綾。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
やめてよルカ。あそこまで静かになるとは思わなかったんだから…。
これは半年前の彩綾…つまり転生前の 高校生だった彩綾の癖だ。 口を開くと小論文のような正論をぶつけて相手を黙らせてしまう。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(ほんと…あんな正論ぶつける気なかったんだけどな〜。ちょっと注意しようとしただけなのに。)
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(よく考えたらさ小学生のしかも11歳の子が言うような事じゃなかったよね?これからは気をつけないと…。)
棗
…おい、水玉。
棗
お前、この学級に1週間以内で馴染めなかったら正式入学できないんだってな。
蜜柑
えっ?…なん…。
棗
……ま、このままだと確実に入学は無理だな。…チャンスやらなくもないけど。
すみれ
棗くん!?
棗
お前がほんとにアリスならって話だけどな。
…そこから見える『北の森』、あそこを通って高等部に無事足跡を残してきたら、素直にお前の実力を認めてやる。
…そこから見える『北の森』、あそこを通って高等部に無事足跡を残してきたら、素直にお前の実力を認めてやる。
委員長
そんなっ、無茶だよ!あの森はアリスの子だって立ち入り禁止されてる…っ
棗
ま、ムリにとは言わねぇけどな。イヤなら大人しく学園から出ていけばいい。
棗
…やんのか?
蜜柑
…っやる!
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(まぁ、これはしょうがないかな…これかなきゃ蜜柑のアリスは証明されないし。)
棗
不慣れな新入りってことでダチを道案内ってことで連れて行かせてやるよ。
蜜柑
チラ…
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(あら…今目あったよね…。)
蜜柑
あの…彩綾…一緒に来てくれへん?
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(か、かわいい…。)
神崎 彩綾(かんざきさあや)
…ねぇ、棗。いちゃダメ?
棗
…ダメだ。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
えぇ!なんで〜!
棗
…お前は北の森に詳しすぎる。それにお前が行けばお前のアリスであっさりクリアしちまうだろ。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
(まぁ、確かに…。)
神崎 彩綾(かんざきさあや)
…ごめんね?蜜柑。そうゆう事だから私は行けそうにないや。
蜜柑
そっか…。ありがとな!うち頑張ってくるわ!
トットットッ
棗
…彩綾。お前なんでそんなにあいつの事助けたりするんだよ。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
…んー。まぁ、ちょっと気になってね。ねぇ、棗もそうでしょ?こんな試験わざわざ与えてあげるくらいなんだから。
棗
…。…あいつがいるとアリスの出が悪かった。それに、お前はいつもナルのフェロモンをアリスで防ぐのに今回はそれがなかった…それが突っかかってるだけだ。
神崎 彩綾(かんざきさあや)
それなら、もう答えは出てるんじゃない?
棗
…お前、もう分かって…
神崎 彩綾(かんざきさあや)
まぁまぁ答え合わせはまた後で…
蜜柑side
蜜柑
ここが北の森かー!
蜜柑
(あの子とは結局これへんかったけど…うちあの子と友達になりたいな…。)
数十分後…
蜜柑
うがぁー!!かかってこいクマ野郎ぉ!!!!
蜜柑
(蛍は発明のアリス、委員長は幻覚のアリスらしいねん!めっちゃびびったわ!)
蛍
どーせ、あんたこの勝負負けるかもしんないし勝てる幻覚でも見せてもらったら?
蜜柑
…蛍。
蜜柑
(蛍は冗談で言ったと思っとったのにそうじゃなかったんや。)
蛍
あんたがアリスかどうかなんてそんな事はどうでもいいけど、さっきみたいに自分の身1つ守れないのにこんな危険な試験うけて。
蛍
少しは巻き込まれてるこっちの身にもなって欲しいものね。
蛍
アリスかどうかの以前にそんな足りない考えでやっていけるほどここは甘くないのよ。
蛍
この試験これ以上続ける気ならこっちに火の粉が飛んでこないようにその甘えた根性どうにかして。
蜜柑
(でも、確かにそうやな…あの子ぐらいしっかりしてないと、きっとやっていかれへんのやろな…。)
食料調達後、焚き火を囲んで
蛍
やるからにはこの試験に勝って欲しいのは私達だって同じなんだからね。次からはしっかりしてよね。
蜜柑
……っうん!
蜜柑
なぁなぁ。クラスに棗とかいうえらそ〜な奴おったやんか?あいつってなんなん?
蛍
話とびすぎ
委員長
話とびすぎ
委員長
棗君はなんていうか…
蜜柑
へ?(そんなにヤバい奴なんやろうか?)
蛍
学園にずっといたいんだったったらあいつには関わらない方が得策よ。
蛍
私もよく知らないけど。分かってるのはあいつは発覚能力者で大人を持て余す程の潜在能力の持ち主ってこと。
蛍
…そしてこの学園を憎んでるってこと。
蛍
理由は知らないわ。クラスのバカ共の中にはあいつらの能力の高さをリスペクトとか言って、一緒に反抗的な態度をとったりしてるのも多いけど。
蜜柑
(学園を憎んでる…?)
蛍
とにかく得体がしれないわ。あいつとまともに渡りあえるのは、いつもそばにいる幼なじみの乃木琉架とパートナーの神崎彩綾だけ。
蜜柑
そうそう、彩綾ってどんな子なん?うちを助けてくれたけど、棗の仲間みたいやし…
蛍
あんたってホント話とぶわね…。
彩綾は、私と同じ日にこの学園に来たわ。
彩綾は、私と同じ日にこの学園に来たわ。
蛍
彼女も日向棗と同じぐらい、もしくはそれ以上の潜在能力を持っているはず。
蛍
世にも珍しい万能のアリスで、入学初日から授業サボったり、校則破りの常習犯だけど、頭はいいし、私と良く話が合うわ。それに、可愛いしね。
蛍
まぁ、日向棗みたいにワルはやってるけど、けっして悪い子ではないし、むしろ私は尊敬してるわ。
蜜柑
(ほ、蛍が尊敬するって…めちゃくちゃすごい子なんやろな。)
蜜柑
(うち、彩綾と友達になれるんやろうか…。)






