穂花たちが会話をしていると、綾香たちが入店してきた。
生徒会長穂花
やることは分かっているわね。ボソ))
みなみ
うん。ボソ))
綾香
みなみさんたちは、
あっいたよ。
あっいたよ。
奏
そっと近づこうか。
真翔
ああ。
天宮誠司
先輩、気をつけてください。
奏
お前も来るんだよ。
天宮誠司
えっ...
真翔
当たり前だ。
そんなことを言いながらみなみたちに近いとこに座っていると
シューっと変な音がした。
奏
何の音だ。
綾香
なんか、眠い…
真翔
おやすみ。
天宮誠司
せ、、んぱい、、、寝ないでください…ぐー
奏
俺もちょっと寝よう。
生徒会長穂花
今よ。早くしなさい。
みなみ
うん。
奏
ここは?
真翔
おい、綾香起きろ!
綾香
んん、なに?
奏、真翔、ここどこ?
奏、真翔、ここどこ?
奏
僕知らない
真翔
俺も知らない
天宮誠司
ここ、みなみ達の家です
天宮誠司
無理やりここに遊びに来させられたことがあって...
綾香
そうなんだ
奏
こういう時はお前役に立つんだな!
真翔
とりあえず、この部屋出よう!
綾香
うん
ガチャガチャ
綾香
開かない。
奏
嘘⁉︎
真翔
無理だな。
ドアを開けようとしていると、突然真翔のケータイがなった
真翔
(スピーカーにしておこう。)
真翔
もしもし
生徒会長穂花
あら、皆さんお気付きですか?
綾香
生徒会長!?
真翔
なんで俺の番号知ってるんですか?
生徒会長穂花
さぁ、なぜでしょう(ニコッ)
綾香
私たちのこと、この部屋から出してください!
みなみ
それは無理よ。
だって、今から試練を乗り越えなくちゃ。ねぇお姉ちゃん
だって、今から試練を乗り越えなくちゃ。ねぇお姉ちゃん
生徒会長穂花
ええ、そうね
奏
じゃあ、どうしたら出してくれますか?
生徒会長穂花
一応、試練を乗り越えなくても出る方法はあるわよ
真翔
なんですか?
みなみ
真翔先輩と誠司君が、これからずっと私たちのそばにいることよ
天宮誠司
なんで俺?
生徒会長穂花
あなた、私の元カレよ?
天宮誠司
そうですけど、
生徒会長穂花
私は、真翔君のまえに、まだ
あなたのことが忘れられないの
あなたのことが忘れられないの
天宮誠司
先輩から振りましたよね?
生徒会長穂花
でも、どうしてもあなたが欲しくなったんです
天宮誠司
自分勝手ですね
生徒会長穂花
でもあなたも自分勝手ですよ?
天宮誠司
なにがですか?
生徒会長穂花
あなたは、私の味方でしょ?
天宮誠司
何故そうなるんですか?
生徒会長穂花
元カレは元カノに優しくするものよ
天宮誠司
でも、あなたの腹黒さを知っているので、僕はもう協力できません!
生徒会長穂花
なんですって?
真翔
落ち着いてください
生徒会長穂花
そうですね、取り乱しました
真翔
それより、俺の疑問を解決してくれませんか?
生徒会長穂花
なんでしょう?
真翔
そんなに誠司を諦めきれないんだったら、誠司だけでいいんじゃないですか?
生徒会長穂花
確かに、私はそれで満足です。
でも、みなみが1人になってしまいます。
でも、みなみが1人になってしまいます。
みなみ
私の幸せのために、真翔先輩は
ここから出ないでください。
ここから出ないでください。
真翔
みなみ、それは理不尽というやつだ。どうして貴方達のためにこうして4人捕まえておかなきゃいけない?
みなみ
それは、まあ...
奏
こうして僕たちを人質にしておかないと、真翔がこっちを向かず、誠司も離れていってしまうから?
綾香
そういうのは理不尽なんじゃないですか?
生徒会長穂花
うるさい!
私は、綾香と違って、こうでもしなきゃ、手に入らないものばかりなのよ。なのに、どうして理不尽だなんていうの?
私は、綾香と違って、こうでもしなきゃ、手に入らないものばかりなのよ。なのに、どうして理不尽だなんていうの?
綾香
自分たちの幸せのため?
それとも、2人とずっと喋ってる私への復讐?
それとも、2人とずっと喋ってる私への復讐?
みなみ
うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!
綾香
何が?私たちは、自分たちで好きなことを言い合える環境を作ってるだけ!
それを邪魔される権利はない!
それを邪魔される権利はない!
奏
(女の闇だ。)
真翔
(女の闇だ)
天宮誠司
(女の闇だ)
綾香
(小声で)
奏、春香ちゃんに電話かけるから、みんなの気を引いといてくれない?
奏、春香ちゃんに電話かけるから、みんなの気を引いといてくれない?
奏
いいけど...
奏
何をするの?
綾香
それは後のお楽しみということで
奏
わかった!
綾香
音を小さくして電話かけよう。
奏
みなみさん穂花元生徒会長ご提案があります。
ブーブー 綾香のケータイがなった。
綾香
春香ちゃんからだ。
春香
もしもし
綾香
お願い助けて!
春香
出口なら、窓があります。
綾香
でも、ここは2階だよ?
春香
窓の下に階段があるんです
靴は2階に置いておきました。
靴は2階に置いておきました。
綾香
どうやって?
春香
私はみなみの友達ですよ?
家の構図くらい頭に入ってます
家の構図くらい頭に入ってます
綾香
でも、あの時、あそこにいたのは春香ちゃん以外じゃなかったっけ?
春香
あの時、尾行の尾行をしてたので、先輩たちが寝たあと、協力するふりをして靴を外に出しといたんです。
綾香
ありがとう。脱出できるよ。
春香
じゃあ、切りますね。
ツーツーツー...
綾香
奏、窓から出て!
私は真翔に伝えるから、奏は誠司くんに伝えて。
私は真翔に伝えるから、奏は誠司くんに伝えて。
奏
わかった。
真翔
どうした?
綾香
(小声で)窓から脱出。
天宮誠司
どうしました?
奏
(小声で)窓から脱出。
天宮誠司
分かりました。
生徒会長穂花
何してるんですか?
綾香
こうするんですよ。
ガラガラ 窓が開いた。
五人で
それでは、このことは先生に伝えておきます
生徒会長穂花
そんな...靴はそこに無いはずなのに
綾香
さぁね。
みなみ
春香か