テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
mf
mf
片手にはスマホひとつ、紙切れひとつ
夜の寒さを凌ぐものはマフラーのみ
それ以外は別に何もない
こんな真夜中に歩くのに、この装備だけじゃ大人でも気が引けるだろう
こんなにも無防備で夜の世界へ駆け込むのは愚かなる行為でしかない
少なくとも今までの俺がするようなことではない
仕方がなかったんだ
mf
クシャリと紙を握りしめる
そこに書いてあるのは大人から見た俺を評価したものだ
『成績優良』『品行方正』『真面目』
あの人たちはそう見えてるらしい
表面上の人間を見て評価するなんてなんて浅ましいことなのか
mf
mf
mf
兎に角、まあ、あれだ
mf
俺には居場所がない
家ではずっとひとりぼっち
誰も俺を相手にしてくれない
学校では、俺に期待してくる
ただ、することがないから色々手を出してるだけなんだ
それだけなのに羨望や嫉妬、そんな感情を交えた人たちに睨まれるとかおかしい
俺は別にすごい奴なんかじゃない
どこにいても息苦しくてたまらない
日に日に精神がすり減っていく
だから、失態を犯したのだ
no
no
no
no
no
no
no
そう。あの時先生に言われた言葉
俺たちは受験に向けて成績を得るために期末テストの点数を取らなければならない
no
no
特に目を光らせなければならないのは、推薦希望者、成績を重視する高校受験者
俺はまだ明確に決めてないからどうなるかわからない
しかし、いざという時のために成績は取っておきたかった
no
ur
ur
ur
ur
ur
ur
話が終わったあと、素行に問題がある生徒が放った言葉
受験が近づくというのになんて呑気な台詞だったのだろう
しかし、コイツはコイツなりに考えてるわけでもあったから強く言い返す言葉なんてなかった
ur
mf
だから否定も肯定もしない無言
無言は肯定の意と捉える馬鹿もいるが
今の時代には『どちらでもない』が存在している
だから俺はその選択肢に従って無言にしたんだ
ur
ur
ur
ur
ur
ur
mf
先生に対して反抗的な態度はあったものの、彼なりに悩んでたのも見受けられた
誰だって進路は真面目に考えたい
だから、疲れる人も増える
mf
mf
ur
mf
mf
mf
mf
mf
mf
mf
mf
mf
ur
mf
別に言い訳するつもりじゃない
むしろどうして、俺がこんなこと言ったのか謎である
八つ当たりだったのかもしれないし、素で思ったかもしれない
けど、挑戦する権利を持つ奴に言うべきことではないとは流石にすぐ察した
mf
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
mf
ur
ur
mf
mf
mf
mf
mf
mf
明日からどうしよう
俺には居場所がない、それはずっとのこと
だけど別の人の居場所まで消してしまった
謝っても、アイツの心が癒えるわけなんてない
ずっと、失敗しないよう注意してきたのに
ああ、駄目だ。こんなの恥でしかない
今すぐこの紙に書かれてる文字を修正したい
『無情に人の心を踏み躙る極悪者』と書きたい
mf
満月が俺を照らす
俺の周辺には何もない
けれど俺の中には様々なものが流れている
この苦しみを解放したいのに、どうしようもできない
mf
mf
mf
急に目の前に一匹の獣が現れた
あと一歩前に出てたら噛まれたかもしれない
コイツは俺のことを食おうとしてる、、?
mf
mf
mf
間一髪助かった
誰もいなかったからもしコイツが倒れなかったら危なかった
なんでこんな街中に現れたんだ?
mf
mf
mf
mf
mf
mf
mf
mf
そんな日があり次の朝
まだ午前6時だというのにやけに明るい
だからなのか、一瞬この白い毛に気付けなかった
mf
昨夜俺を襲おうとしてきたこの獣を家に連れて帰った
野生のやつだし本当は良くないことは分かってる
だけど、あのときのコイツはどうしても目を離せなかった
とりあえず応急処置はしたし毛布もある
だからあとは目覚めるのを待つだけ
mf
mf
mf
mf
dn
dn
dn
mf
dn
なんということだ
急にあの獣の姿が変わって人間になってる
マジック?けれど彼の髪の色は獣と同じだ
どういうことだ??なぁ?なあ?!
dn
dn
dn
mf
mf
dn
dn
dn
dn
dn
dn
dn
mf
もう既にパンクしそうである
狐と人間の血を持つ?何を言ってるんだ
そんなの現実ではまったく起きないことだ
だが他にも気になることはある。だから進めるしかない
mf
dn
mf
mf
dn
dn
mf
mf
dn
dn
mf
dn
dn
dn
dn
dn
dn
dn
mf
瞳に悲しさが見られる
「大変なこと」だから、それが彼を酷く傷つけたものだとうかがえる
ここは深掘りしない方がいいかもしれない
mf
mf
mf
dn
mf
mf
dn
dn
mf
dn
dn
そう、正論だ
俺だってどうして言ったのか謎だ
人間なのに人間じゃないというのはおかしすぎる、警察に連絡したい
もしかしたらその話自体嘘で騙してる可能性もある
なんならまた獣が現れて襲ってくるかもしれない
俺にとって良いことなんかほとんどない
けど、けれど
mf
dn
mf
mf
mf
どうしても重なってしまう
dn
dn
mf
mf
mf
俺も、コイツも、あいつも
dn
mf
dn
mf
mf
mf
mf
mf
dn
mf
mf
dn
mf
mf
dn
dn
この判断は正しいのかどうかわからない
未成年者が知らない人(獣?)を勝手に家に入れ込むとか
こいつの事情は知らず勝手に話を進めるとか
少なくとも倫理的にはおかしいかもしれない
けれど
ちょっとぐらい、おかしなことをしてもいいよな
、、あーはい()
終了です
こんにちはTMIです
今回のお話はどうだったのでしょうか
初めてcrptに触れてみたんですよ
ほら、メンバーも多いし個性豊かだから、つい(??)
作者はいつでもどこでも勝手にアイディアが思い浮かぶんですが
それを文字に起こすと難しいから進められないんですよ
しかも悩めば悩むほど、また新しいアイディアがハローエブリワンするんです
だから連載にするのは少々苦肉の策なんです
「なら、あえて途中終了型物語にしちゃえばいいんじゃね?!」
、、と考えこのような形で書かせていただきました
書きたかった内容はこちらです
ご丁寧に設定まで書いてるわアテクシ()
大事にしたいのは、キャラ対比です
キャラ設定の通りある部分で対比になるようにして「俺とお前は違う」
けれど、「どう生きるか」とみんな問われてます
人間も獣人もみんな「人」なので一緒です
流石に全員にするとアレなので多少「こう生きると決めてる」人もいます
それが、のあさん、なおきりさん、シヴァさん、たっつんさん
多いと思われますが、それがキャラ対比なので
誰かこの設定で物語書いてください(他力本願)
もし気力があれば不定期にこの設定を基にした物語をつくろうとは思います
それではまたいつか!!