その日、 俺は暇だったからスマホを開いた。 ただそれだけ。 なのに、あんな事件に巻き込まれるなんて 思いもしなかった。
東 雲
あぁ〜、課題も終わったし暇だな〜。
…ん ?
…ん ?
東 雲
は…?
東 雲
葵…?
東 雲
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応答なし
東 雲
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応答なし
東 雲
あいつ…電源切ってやがる…
クソっ
クソっ
体が勝手に動いていた。 俺は、葵を探しに行くことに決めた。
母親
ちょっと!?
あんたどこ行くつもり!?
もう直ぐご飯よ!
あんたどこ行くつもり!?
もう直ぐご飯よ!
東 雲
出掛けてくる。
すぐ戻るよ。
すぐ戻るよ。
それだけ言い、俺は家を出た。
東 雲
っ……
あいつ…何処にいるんだよ…
あいつ…何処にいるんだよ…
???
!!
し、東雲くんっ、
し、東雲くんっ、
……To be continued