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白 ⇨ 青に片思いをしている学生 青 ⇨ 赤と付き合っている教師 赤 ⇨ 青が大好きな学生
※ 親公認のお付き合いなので犯罪等にはなりません ご安心ください
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急な親友からのメール
それは 彼が好きな人に告白する 、 という 何ともウブな報告だった
⋯⋯ 僕は知っている
彼の好きな人も 彼のことが好きなことを
⋯⋯ おめでたい事だし 、 凄く 幸せなことだと思う
彼の親友として 彼以上に喜ばないといけないのに
どうしても僕の口は上には上がらず
心の中では ただただ キツくキツク ぐちゃぐちゃとした感情が 胸を締め付けた
頬には大量の雫が
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乱れた呼吸を整えたいのに 大好きなあの人が脳にこびり付いて 更に呼吸は荒くなる
いつもクールで真面目なのに 僕がわざと補習に行った時の無邪気な笑顔
僕が作業をしていた時に助けようとしてくれたみたいな 優しくて面倒見のいい性格
僕のことを褒めてくれた 僕の憧れで大好きな人
その人は もう 、 僕だけのものじゃない
彼は 僕の親友のものだから
だから もう 、 彼の笑顔を独り占めすることなんて 出来ない
⋯⋯ はぁ 、
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そんなことを考えていたら 僕は知らぬ間に夢の中に落ちていった
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先生の言った言葉に自分の顔が暗かったことを察する
そして 、 先生を心配させないように 無理矢理 笑顔を作って
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ガラガラガラ ッ
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屋上へと続く階段を登って ドアを開く
案の定 、 俺が1番会いたかった人がいて
靡く 青髪
しっかりと着こなされたスーツ
整った横顔
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彼の瞳に写ったのは 紛れもなく僕で
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今日の朝 1番の通知は 赤色のアイコンからだった
無事 付き合うことが出来ました!
応援してくれてありがとう!!
と 何とも幸せなニュースだった
⋯⋯ 幸せなはずなのに
どうしてやろうね
赤色の彼のことでは女々しくなってしまう 好きな人を前にして僕は何をしたいのだろうか
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嗚呼 、 どうしよう まだ彼を好きでいてしまう
彼を抱きしめたいと思ってしまう
でも 、 許されないから
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この日が僕が彼に最期に会った日だった
コメント
4件
へ、最後意味深なの好きです、ぁ
待ってくれ、目から滝が、 続き欲しい見たい、神