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ガチャン
○○
大谷
大谷
○○
大谷
○○
大谷
○○
ガチャ
○○
大谷
○○
ガチャン
○○
大谷
兄が私との距離を縮めて来る
大谷
○○
○○
○○
大谷
大谷
○○
産まれて初めて兄に嫌悪感を抱いた
今回ばかりは耐えきれなくなった
○○
大谷
兄は一瞬驚いた表情をした。言い返すとは思ってなかったみたい
でもすぐにいつもの低い声で責め立てる
大谷
大谷
大谷
○○
○○
何が起きたか分からない
さっきまで立っていたのに気づけばベッドに横たわっていた
○○
○○
間違えた
兄は怒らせてはいけなかった
兄は真顔なんかよりもっと恐ろしい顔をしていた
頭に警告音が鳴り響く
○○
大谷
○○
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
大谷
ドォンッ‼︎
○○
防衛本能で視界が暗転する
"怖いモノ"は見えない
身体が鉛の様に重たい
でも痛みは感じない
このまま意識を失ったままでいたい
そしたら誰も不幸じゃ無い
本当に?
分からない
逃げたいだけじゃ無い?
そうかもしれない
身体が死に始めてるよ
その方がまだ怖く無いかも
どうして?
心が駄目になる方が怖いな
試してないのに?
弱虫だから
誰が決めたの?
私がそう決めた
本当に貴方が決めたの?
そうだよ
あれ
私が決めたの?
本当に?
違う
お兄ちゃんだ
全部お兄ちゃんに言われた
いや決められた
お兄ちゃんの理想的な私
それは私じゃない
もう目が覚めそう
身体は変わらず鉛のまま
怖くない
動けるの?
動くの
動くしかないの
愛しい子
貴方は誰なの?
貴方は知っている
私は知ってる?
立ち上がって
貴方は怖くないの?
もう平気
朝の日差しが差し込む
汗まみれの兄と傷だらけの私しか居ない薄暗い部屋
酷い雰囲気なのに清々しい
身体は悲鳴を上げる
でも今はそんなのどうでも良い
○○
大谷
大谷
○○
○○