ーー テヒョン side ーー
テヒョン
○○っ…!
ヒョンは○○を車に乗せ消えてしまった…
テヒョン
クソ…
ヒョンはきっと空港へ行き帰らせる つもりだ…
俺も○○を追いかけようとした時…
ジミン
テヒョン!?
どこ行く気だよっ!
どこ行く気だよっ!
テヒョン
○○が連れて行かれた…
だから俺もっ
だから俺もっ
テヒョン
連れて行かれたって…生徒会長だぞ?
心配要らないって!
心配要らないって!
テヒョン
違くてっ、ヒョンだから
心配なんだよ!
心配なんだよ!
ジミン
はぁ!?
どういう事だよ笑
どういう事だよ笑
△△
テヒョン!
先生が呼んでたよ?
先生が呼んでたよ?
テヒョン
でもっ…
△△
ちょっと急ぎみたいだったよ
テヒョン
チッ…
俺は仕方なくホテルに戻った…
学校の先生
生徒会長…いや、君のヒョンから
聞いたんだけどね?
聞いたんだけどね?
学校の先生
まさか、修学旅行抜け出そう
とかいう考えはないよね?
とかいう考えはないよね?
ヒョンが俺を行かせないために…?
テヒョン
はい、その通りです
学校の先生
はい!?
ダメに決まってるでしょ!
ダメに決まってるでしょ!
テヒョン
でも…○○がっ
学校の先生
あ〜○○さんなら、帰ったよ
具合悪くて…生徒会長と
具合悪くて…生徒会長と
やっぱりな… そうだと思った
明日が最終日だ… 明日の夜には帰れる、 だから…それまで
無事でいてくれ○○…
ーー テヒョン side end ーー
○○
ハッ…ゴホゴホ…
むせて起きた私…
当たりを見渡すと知らない場所
私は2人用の小さめのソファーに寝ていた
○○
ここは…どこ?
そう言えば…テヒョンは?
ここは沖縄なのかな?
どこかの物置部屋みたいだけど…?
色んな疑問が出てきて 頭が混乱する…
起き上がると頭痛がした…
部屋の真ん中に置いてある鏡を見てみると
○○
あれ…制服は?
私の格好は制服ではなく… 白色のワンピースを着ていた
○○
っ…!
そういえばソクジンオッパは?
じゃあ…ここは
○○
どうしよ…逃げなきゃ
私は部屋の扉の方へ駆け寄り 扉を開けようとした
ガチャっガチャっ
扉には鍵がかかっていた…
と、閉じ込められてる…
私は恐怖で身体が震え出す…
ガチャンっ 誰かが扉の鍵を回す音が聞こえた…
私は急いで、奥にあった 古いピアノの後ろに隠れた…
ソクジン
あれ?
大人しく寝てると思ったのにな
大人しく寝てると思ったのにな
ソクジン
もう逃げ回ってるなんて
私は必死に身体の震えを抑える…
ソクジン
逃げるって事は俺に見つけて
欲しいってことかな?
欲しいってことかな?
"だったらお望み通り見つけてあげる"
episode28 end







