それから私は、
以前と変わらない毎日を送っていた。
朝方寝て、昼過ぎ起きて…
暇さえあれば友達と遊んで…
たまーに学校には顔を出す程度で…
いい加減な毎日を送っていた。
そんなある日…
プルルルルルルル……
美波
美波
大樹
大樹
美波
美波
将太
美波
将太
将太
兄貴に電話を変わり、
私は自分の部屋へと戻った。
美波
美波
美波
兄貴が部屋に戻る音が聞こえて
私も兄貴の部屋に行った。
美波
美波
将太
将太
美波
将太
美波
将太
将太
美波
美波
将太
将太
将太
美波
将太
美波
美波
美波
美波
約1年前…
美波
美雪
美雪
美雪
美波
美波
美雪
美波
美波
将太
美波
将太
将太
美波
夜遊びというものを始めたばかりの私は
兄貴に有無を言わさず車に乗せられ、家に連れていかれた。
美波
美波
10分後…
将太
美波
美波
将太
こっちに話す隙も与えない位
次から次へと体中殴られる。
美波
美波
美波
美波
将太
将太
さっきより更に酷く殴られる。
母
母が私の上に覆い被さる。
美波
将太
将太
美波
美波
小学校の時、父のDV等が原因で両親が離婚した。
私は父方に、2つ上の兄は母方に。
家族はバラバラになった。
私が父方に居たのはほんの数ヶ月の話だった。
それから私は母方に戻り、父と離れた。
そのほんの数ヶ月の間に、
凄く優しかった兄貴は
不登校になり、母に暴力を振るうようになっていた。
次第にそれは、私に当てられるようになり…
私が小学校の高学年の頃、母が居ない時には
毎日のように殴られた。
理由もなく、兄貴のストレス発散の為に。
どのタイミングで兄貴の暴力が飛んでくるか分からない毎日に怯えていた。
私が中学2年生、兄貴が高校1年生になるまで
暴力は続いた。
親子は似るものなのかと
まだ小さいながらに思った。
だから私はまだ兄貴に対して
「怖い」という気持ちがあった。
将太
美波
美波
将太
将太
将太
美波
美波
将太
将太
将太
将太
美波
美波
将太
今ではこんな会話が出来るようになるなんて…
想像もしてなかった。
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