のび太
しずかちゃん…?
ルア
機能停止したよ?あの子。
のび太
ジャイアン…
ルア
あれも機能停止したよ?
のび太
スネ夫…
ルア
ずっと前に止まったよ?
のび太
ののちゃん…
ルア
あれは危ない。
のび太
マーガレット…
ルア
あいつはもし全員戻さなきゃいけないとしても意地でも直さない
のび太
そして…
ルア
まだあんの?
のび太
ドラえもん…
ルア
叫んだって無駄だよ?
そのあと、少し何かが動いたことなんて、ルアは気にも留めなかった。
ルア
もう、戯言は十分?
ルア
(倒れる)
ドラえもん
月光型空気砲だよ!
のび太
ドラえもん、どうして、
ドラえもん
あれは22世紀のロボットには通用しないの。だから、ルアの会話を見守ってたんだ。ルアを倒したから、みんなもとに戻るはずだよ。
のび太
ドラえもん、ありがとう!
しずか
あら?確か、機能停止されて…
スネ夫
ぼくも…
ジャイアン
おれも!
のの
私もです。
のび太
しずちゃん!スネ夫!ジャイアン!ののちゃん!
宝石の髪の色が、紫から黒に変わっていたのに気づいたドラメンバー。
ドラえもん
ののちゃん…
のび太
どうして…?
のの
宝石の髪の能力など、元からなかったのです。
のび太
え…?
のの
実は、ルアが倒れたのも、1600年代、『凡人では、その時代の人しかジャロの呪文は効かないが、宝石の髪は、どの時代でも大丈夫だ』と信じられていた時代で生きていて、数百年ぶりに地上に降りてきて、この時代に、科学的に証明されたこの事実を知らなかったのでしょう。
のび太
なるほど。
のの
では、英雄として皆に祟ってもらいましょう。
のび太
やった^^
のび太
スパゲッティ頂戴!
ご愛読ありがとうございました。
あとがきに興味がある方は、続きを見てください。