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ブクマとフォロー失礼しますm(_ _)m
お 話 素 敵 す ぎ て . . . 😢 💞 ふ ぉ ろ ー 失 礼 し ま す 🙏🏻 ❕
桃赤
リクエストありがとうございます!
放課後、
俺は決まって屋上に行く。
屋上の扉を開けると
いつも大好きな人がいるから。
桃
桃
そう。
この人。
俺の大好きな人は
先生でした。
赤
桃
桃
そう言いながら、
毎度のようにたばこを片付けていた
赤
赤
桃
桃
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
桃
そう言って、
俺の頭を優しく撫でてくれる
先生は、女子にすごく人気だ
男子にもだけど。
けど身体を触るなんて、女子に対してできないから
俺は優越感に浸ってしまった。
先生は俺のことを、
ただの男生徒にしか見ていないだろうけど
桃
桃
そんなかっこいいことを言ってくれるから
毎回毎回
頬が赤くなってしまうんだ
俺は毎度のごとく
先生に気づかれないように俯いて
赤
と一言。
その横で
少しニヤニヤしている先生の姿があって
もしかしたらバレてるんじゃないかって
不安になった。
赤
赤
桃
赤
そう言って、扉に向かった
扉を開け、出ていこうとしたとき
先生がこちらを見て
ニコッと笑ってくれた。
心臓が止まりそうになるほど
爽やかで、かっこよすぎる先生を見て
一瞬で頬が赤くなってしまったことは、言うまでもない
それからも俺は
毎回屋上に行って先生と話していた
放課後しか、先生と二人きりで話せることなんてないから。
寒い2月のこと。
俺もそろそろ恋愛の話をしたいなと思っていたら
先生が口を開いた
桃
桃
あなたですよ!!
なんて言えるはずもなく……
赤
赤
赤
今まで一度も聞いたことのなかった先生の恋愛事情。
きっと俺はこのとき
心臓が恥切れそうになるほど
緊張していただろう。
桃
桃
初めて先生が
俺の前で頬を赤らめた瞬間だった。
気になる人がいる……
やっぱり悲しかった
俺は生徒、
先生は教師。
俺は男。
先生も男。
こんな俺を……
気になっているなんて
思えなかった。
俺は、今にも泣き出してしまいそうなほどだった
先生に背を向けて
赤
赤
そう言って、先生の言葉も聞かず出ていった
自分のことで精一杯になって
先生の話なんか耳に入らなかった。
唯一覚えているのは
先生の
心配している顔。
なにがあったのか聞こうと必死な顔。
俺のことを優しく見つめてくれる顔だった。
そこから俺は
先生を避け続けた。
大好きだった屋上も
嫌いになった。
先生も俺を見かけては
大丈夫か、?
いつでも話聞くからな?と
すごく優しい言葉をくれたけど
俺は
もう前のような関係には
なれないのだと悟った。
先生への恋心を諦めるために
俺は、先生を避け続けた。
時が経つのも早い。
卒業式当日になった。
高校3年生の俺は
今日でこの学校ともお別れだ。
大好きだった屋上にも。
大好きな先生にも。
俺は、卒業式のあと
最後に屋上に行った。
そして、
いつも先生と話していた場所に行く
先生との思い出がたくさん蘇ってきて
俺はいつの間にか、声をだして泣いていた
あのとき、先生を避けなければ
あのとき、屋上を嫌いにならなければ
あのとき、
先生を好きにならなければ
こんなつらい思いをしなくてすんだのかな、なんて
そんなことを思いながら。
脚に力が入らなくなって
しゃがんで、溢れてくる涙を流していた。
最後くらい、
先生に会いたい
赤
赤
そのとき
後ろから
しゃがんでいる俺を
優しく包み込んでくれた。
俺は、思わず後ろを向く
そこには
すごく悲しい顔をしている先生だった。
桃
桃
赤
赤
赤
桃
桃
そう言われて
俺は先生の方を向いた
告白しよう
そう思い、俺は口を開けた
赤
赤
赤
先生の瞳には
真剣な顔の俺が写ってて
俺は思わず目をそらした
桃
そう言って、先生は俺を抱きしめた
今度は正面から。
赤
桃
赤
先生が…
俺のことを……?
先生は優しいから、
そう言ってくれてるだけだ
そう思った瞬間、
先生が俺の唇を奪った。
俺のファーストキスの味は
たばこの味がした
赤
桃
俺は、また涙が溢れてきた
赤
赤
桃
桃
桃
赤
泣きながら、照れてしまった
その涙を
大人の表情で
しっかり拭いてくれた
落ち着いたら
また先生がキスをしてくれた
ちよっぴりたばこの味で
苦かったけど、
先生とのキスは
すごく甘かった。
end
みなさん、お久しぶりです!!
約2週間ほど投稿をお休みしておりました!
無事、テストが終わりました
色んな意味で
これからも不定期な投稿だと思うのですが、
これからもよろしくお願いします。
リクエストありがとうございました!
書いてほしい話があれば、
いつでも募集してるので
またコメントに書いていただければと思います
最後までご覧いただきありがとうございました!