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ニキ
ニキ
学校があれば無条件で先生に会えるし、担任だから名前も呼んでもらえる でも、休日は会えないし、声すら聞けない 想いは膨らむ一方で、苦しいのにやめられない
ニキ
乾いた笑いをこぼし、寝付けぬ夜は更けていく
しろせんせー
しろせんせー
好きな相手の恋愛相談なんて受けるもんちゃうな あいつの暗い顔も見てらんねぇ けれど、他の「男」のことを考えて悩んでる姿なんて 想像したくかったし、見たくもなかった あいつの好きな相手は俺じゃなくていいと思ってた が、だからといって俺以外の男に惚れてるなんて
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ポツリと口をついて出た言葉にハッとし はぁぁ、と大きなため息を1つ そんな現実から夢の中へと旅立って行く
キャメロン
そう口に出してみる この思いを伝えることは無い そう決めているのに、彼の事が頭から離れない 自分は教師で彼は生徒 そんな分かりきったことが頭の中を駆け巡っている こんな感情なくなってしまえば、そう思うのに 感情を止めることが出来ずにいる 笑顔が見たい、声を聞きたい、俺の名前を…… そんな考えばかりが浮かんでは消えていく
キャメロン
キャメロン
自分の考えを振り切るようにコーヒを飲み干す ソファーベッドを広げ布団を被る
キャメロン
そんなそれぞれの想いを隠すように夜が更けていく
ニキ
ニキ
しばらくベッドでごろごろしていたが 空腹を満たすため1階に降りることに
ニキ
ニキ
はぁ、と溜息をつきトーストを貪る
ニキ
ニュースキャスター
テレビをつけるも内容は頭に入ってこない
ニキ
そんなことを呟きながらソファーで横になる 時刻はまだ午前9時
キャメロン
スマホの画面で時間を見ると午前6時半
キャメロン
キャメロン
顔を洗い、朝食を済ませ学校へ向かう