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フランボ
もうきっと帰ってくることはないんだろうな
"君"
が居たあの夏は。
フランボ
フランボ
バンバン
バンバン
バンバン
バンバン
フランボ
ぼくたちはおかあさん、おとうさんがいなくて
おうちにまいにちこわいひとがくるから
ふたりでたびにでることにしたんだ
そしていまぼくらは、ねるばしょをみつけたんだ!
フランボ
フランボ
バンバン
ぼくらは、おようふくがボロボロだったから
まいにちふたりでぎゅってしてねてたんだ
それだけでしあわせだとおもった
ずっとずうっとつづきますように
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
するとバンバンはたくさんいしをもってきて
いどのなかにぜんぶいれた
それをじゅっかいぐらいくりかえしたら
ようやく、てがとどくいちまでみずがあがった
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
近くにトイレがあってよかった。
朝から目眩がひどかった
よくここまで来たものだ
ひとしきり吐いた後の自分の顔は化物のようだった
バンバン
そのとき、近くからガサッと音がした
バンバン
狐
バンバン
バンバン
バンバン
狐
バンバン
きつねは尻尾をゆらりと揺らした
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
ぼくらは限りなく続く夕日へと足を踏み入れていった
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
そういっておみずをわたしたけど、 バンバンははんぶんも飲んでくれなかった
それどころかひとくちものんでないような、 そんなきがした
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
そして僕は気絶したように眠った。
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
僕は何処で道を間違えたのだろうか。
フランボ
ぼくはバンバンをおんぶしてはしった
どこもかしこもめいろのようで ぼくはかんたんにまよった
フランボ
フランボ
フランボ
ぼくはかすれたこえでさけんだ
なぜかめのまえがぐらぐらする
めのまえからだれかはしってくるのがみえた
町のおばちゃん
フランボ
町のおばちゃん
ぼくはそのまま、いしきをうしなった
気が付いたときには僕は病院にいた
フランボ
フランボ
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
町のおばちゃん
町のおばちゃん
フランボ
僕はこうなった経緯を全て話した
町のおばちゃん
フランボ
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
町のおばちゃん
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
久しぶりに泣きじゃくった
もう、目元がパンパンに腫れるぐらい泣きじゃくった
でも、不思議と心が軽くなった気がした
きっと僕らに必要だったのは
別れ
だったんだ
バンバンが僕のために歌を歌ってくれた夢を見た
月明かりに照らされながら歌う君は とてもきれいだった
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
バンバン
バンバン
バンバン
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
そのとき、フワッとバンバンの匂いがした
フランボ
フランボ
懐かしいあの歌が頭に浮かんだ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
バンバン
バンバン
フランボ
"あの時"の僕らがじゃれあっている
懐かしい
フランボ
バンバン
フランボ
バンバン
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者