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アズサ
ユイ
？？？
？？？
？？？
アズサ
アズサがユイの頬に触れる
ユイ
優しくて、冷たい手…
あの日私の腕を切ってくれた手。
"大事な人を思い出せるから"って
痛いはずなのに自分を傷つけていた貴方が
羨ましくて…
そんな事をしても変わらないって
分かっていたのに、
どうして切らせたんだろう…
ｶﾞﾘｯ！
アズサ
？？？
アズサ
ユイ
ユイ
血を吸う前にアズサの指から牙を引き抜く
ユイ
ユイ
ユイ
ユイ
アズサ
アズサ
アズサ
ﾎﾟﾀｯ…🩸
ユイ
？？？
？？？
苦し…
ﾄﾞｻｯ
アズサ
アズサが咄嗟にユイの体を受け止める
ユイ
ライト
ライト
？？？
ライト
ライト
ライト
アヤト
アヤト
ライト
ライト
ライト
ライト
ライト
ユイ
ユイ
ライト
ライト
ライト
ユイ
ユイ
ユイ
ライト
ライト
ライト
ライト
ライト
意識が…
…そうだ、
ｶﾞﾌﾞｯ…
ユイが自分の手首を噛む
アズサ
ライト
ライト
私が初めて吸血した相手
ユーマ君じゃない。
他でもない
"私"だった。
小さい頃、まだ自分の血に理解が出来なくて
自ら手首に牙を入れた事があった。
水よりも味がしない血。
でも、それは私だけで
だからこんな物を"この人達"は欲しがる。
逆だったら
こんな事に、ならなかったのに…
