主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きんとき
スマイル
きりやん
大粒の雨が 俺の身体を打ち付ける
それはまるで
まるで‥
大切な仲間の涙のように
きんとき
きんとき
きんとき
~○○時間前~
きんとき
何時も通りの 平和な朝
Nakamu
ぶるーく
シャークん
スマイル
きりやん
何時も通りの 優しい声
何時も通りの 大切な仲間
ぶるーく
彼はぶるーく 遠距離部隊 隊長だ 弓矢が上手い 何時も眠そうにしている‥
シャークん
彼はシャークん 近距離兼暗殺部隊 隊長だ ナイフの使い方が上手い 戦闘バカな時がある‥
スマイル
彼はスマイル 司令兼ハッキング部隊 隊長だ 冷静で正しい判断が出来る たまに何言ってるか分からない‥
きりやん
自称神の彼はきりやん 中距離部隊 隊長だ ナイフや弓矢など様々使えるラシイ 神じゃなく髪だと思う‥
Nakamu
そして彼はNakamu この国の総領だ 物事の集中力が凄い 俺の一番の友達だ
きんとき
俺はきんとき 医療部隊 隊長だ
Nakamu
きんとき
何か有っても‥
絶対俺が守るから
何時も通り 医療室に行き
何時も通りの仕事をこなす
きんとき
きんとき
今日も何時も通り‥
そう‥思っていた
一通りの仕事が終わり休憩していた
刹那
インカムから声が響いた
スマイル
何時もの冷静な彼から は考えられない
焦った大声が響く
スマイル
この国では侵入者が居ない 訳ではない
何時も何事もなく 侵入者を捕らえられる
だから焦りもなかった
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
スマイル
ぶるーく
スマイル
シャークん
ぶるーく
きんとき
きんとき
きりやん
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
夢だと信じたかった
しかし‥夢では無いようだ
紅く染まった“彼”がいる
Nakamu
きんとき
ぶるーく
シャークん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
しばらくの無言が続いた
悲しむ “ぶるーく”
怒りをもつ “シャークん”
責任を感じる “スマイル”
それを否定続ける “きりやん”
俺の怒りは頂点にまで 達した
仲間を守れなかったこと
仲間を傷つけたこと
自分が動けなかったことに
きんとき
きんとき
ぶるーく
きんとき
シャークん
スマイル
きりやん
皆が病室から出ていくのを確認し
俺は動き出す
きんとき
俺はまず監視カメラの確認をした
“奴”を見つける為だ
きんとき
きんとき
カタカタとパソコンの音 だけが部屋に響く
きんとき
監視カメラに少しだけ映る “彼”
きんとき
服的にA国の人だと感じる
きんとき
本好きのスマイルのお陰で この国には沢山の本と資料がある
きんとき
そんな事を思い付つ 俺はA国に付いて調べる
きんとき
やはり“奴”はA国の人らしい しかも幹部だ
きんとき
きんとき
めんどさを感じつつ俺は準備する ために医療室に足を運んだ
彼が起きていない事を確認し 準備を進める
Nakamu
きんとき
そんな思いを持ち 医療室を出る
きんとき
Nakamu
今日は満月 今の気持ちと裏腹に 美しく輝いている
きんとき
今はA国の城近く
普段戦闘しない俺だか
いまだけは‥“自分らしく” 戦う
“吸血鬼の血”を引く 俺
誰にも言わなかった俺の姿
きんとき
戦い始めてどれ位時間が たったのだろう
敵兵の悲鳴
血の香り
普段は嫌いな俺だが 今だけは何も感じない
きんとき
きんとき
A国兵士
A国兵士
A国兵士
きんとき
淡々と話し 敵兵の首を切り落としていく
A国兵士
きんとき
俺だって無慈悲じゃない
チャンス位あげるさ
A国兵士
きんとき
きんとき
A国兵士
A国兵士
兵士に着いて行くとそこは 大きな扉の前だった
きんとき
A国兵士
きんとき
ようやく殺せる 俺は胸が踊った
俺は嬉々として 扉を開けた
扉を開けるとそこは 薄暗い所で
俺は直ぐ 『しまった』と感じ後ろを向いた
きんとき
きんとき
そう感じると同時に 俺は背中を刺された
きんとき
A国兵士
きんとき
きんとき
吸血鬼の俺は そうそう簡単にはくたばらない
それにこの国を滅ぼすまで 死ぬわけにもいかない
牙を出し 相手に噛みつく
きんとき
A国兵士
数秒ともたず 奴は死んだ
きんとき
きんとき
吸血鬼とは言えど 痛覚はある
少しフラフラになりながらも 敵兵を殲滅しにこの部屋を 出ようとした
その瞬間 インカムから声が響いた
ぶるーく
きりやん
シャークん
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
俺の大好きな仲間の声が響く
きんとき
きんとき
俺はそっと インカムの通信を切った
いつの間にか日が登り
返り血と己の血で紅く染まっていた
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
そう感じ俺は そっと寝転んだ
その時 仲間の声が聞こえた
インカムは切ったはず でも‥聞こえる
きんとき
Nakamu
Nakamu
Nakamu
ぶるーく
スマイル
スマイル
きりやん
きんとき
きんとき
俺は‥叫ぶのを辞めた
こんな俺を見せられないから
否定されるのが怖いから
きんとき
俺は起き上がり‥走り出そうとした
Nakamu
きんとき
ぶるーく
きりやん
スマイル
きんとき
手が震える
皆の震える目が 俺の心臓を締め付ける
皆を怖がらせた
そんな思いが俺の頭を一杯にする
そうだ‥
せめて‥せめて
皆の心に残らないよう‥に
“消えよう”
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
俺は笑う 吸血鬼の事もあり 容姿では誰も俺に気づかれない
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
シャークん
シャークん
きりやん
スマイル
きんとき
きんとき
皆が俺を嫌ってッ
心に残らないように‥
これで良いんだ‥
でも“彼”だけは 俺を否定しなかった
Nakamu
Nakamu
きんとき
消えなきゃと同時に
俺に気づいて
そんな思いで頭が埋まる
きんとき
樹海に向かって 俺は走り出す
Nakamu
大雨の中俺は樹海に倒れ込んだ
きんとき
致命的な傷の事もあり 息が出来ない
インカムから Nakamu達の声が響く
Nakamu
Nakamu
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
大好きな仲間の声
大粒の雨が 俺の身体を打ち付ける
きんとき
Nakamu
Nakamu
さようなら 大好きな仲間達
俺は帰れない 皆の所へは
きんとき
きんとき
インカムから聞こえる仲間の声を 子守唄に俺は目を閉じた
Nakamuside
何時間探したのだろうか
この深い深い樹海の中を
『バイバイ』との声から インカムの通信が無い
Nakamu
シャークん
スマイル
昔 皆でした リス地バラバラクラフトが 脳裏によぎる
Nakamu
スマイル
心に余裕なんて無いが 要領は同じだ
Nakamu
Nakamu
Nakamu
南西に進み続け 俺は遂に見つけた
急いでインカム に繋げ皆に話す
Nakamu
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きりやん
Nakamu
スマイル
スマイル
きりやん
シャークん
ぶるーく
皆に居場所を伝え 俺はきんときの元に駆け寄る
Nakamu
俺は嬉々として きんときに近づいた‥
Nakamu
子供のかくれんぼの ように俺は言う
『ふはw』と笑う きんときを思い
Nakamu
しかし‥きんときから 返事いや呼吸音がない
Nakamu
俺は怖くなりその場に止まる
ぶるーく
シャークん
スマイル
スマイル
きりやん
仲間の声が近づく
Nakamu
Nakamu
仲間を見た俺は 小さい子の用に泣きじゃくる
ぶるーく
スマイル
スマイル
きりやん
シャークん
各々が察した
冷たくなり 動かないきんときを見て
きんとき
この世に “きんとき”が居ない事を
きんときが死んで ○年経った
Nakamu
Nakamu
シャークん
ぶるーく
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
Nakamu
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きりやん
きりやん
Nakamu
きんときが居なくなった あの日
俺らは元気何て無かった
でも‥ 誰一人命を絶とうとしなかった
それは皆が きんときが望んでない事と 分かっているから
Nakamu
ぶるーく
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
シャークん
Nakamu
Nakamu
きんとき
Nakamu
ぶるーく
シャークん
きりやん
スマイル
きんとき
Nakamu
拝啓 大好きなきんときへ そちらでも元気ですか? 後悔してませんか? これからも俺達を見守っててね ありがとう Nakamuより
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
きんとき
主(´・ω・)
主(´・ω・)
主(´・ω・)
きんとき
主(´・ω・)
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見させてもらいました もう物語良すぎてまじ最高です!!! フォローもありがとうございます!